私は元々、1歳頃からの記憶がフツーにあったのですが、
妊娠中に、お腹の中の赤ちゃんと会話するのが日常的になり、
そうすると、
元々からあった1歳からの記憶よりもさらに遡って、
新生児の頃の記憶までが鮮明に蘇ってくるようになりました。
鮮明に思い出した、生まれてすぐの頃の私は、こんな感じでした:
最初、家のベビーベッドで寝ていました。
ふと目を覚ますと、視界には天井だけしか見えないのだけど、向こうの方で誰かが話しをしています
「誰の声だろう??」
赤ちゃんの私は、まだ自分の中にある数少ない情報をつなぎ合わせて考えます。
「あれは、私の大好きな、パパとママの声だ!!」
「パパとママは何の話をしているのだろう??」
ずっと話し声に耳を澄ませます。
内容はさっぱり理解できない・・・
だけど、時折、会話の中に「なぉんが・・」「なぉんが・・」と
私の名前が入っていることは理解できます。
「私の大好きなパパとママが、私の話をしてくれている!!」
何だかもう本当に、とてもとても嬉しくって、
「ママー!パパー!私はここにいるよ!ここだよ!!もう目が覚めたんだよ!
私の話をしてくれていたの?嬉しいー!!早くこっちに来て抱っこしてー!!」という気持ちを、
「あーあー うーうー」と生まれたての赤ちゃんからすると、
それこそ渾身の思いと力をふりしぼって、一生懸命、精一杯の、
言葉にならない言葉を発することで伝えようとしていました。
その声にもならないような小さな声は、少し離れていると誰にも聞こえない小さなものなので、
残念ながら両親には全然聞こえません・・・
それでもしばらくもがきながら頑張るのですが、
誰も反応してくれないとなると、だんだんと体をジタバタさせて、
そのうち「ギャァァァーーー!!!」と大泣きする。
ようやく両親が私の訴えに気づいてこっちに駆け寄ってくれる。
その場面がその時の感情と共に、はっきりと蘇ってきました。
新生児でさえも、実は意識がはっきりしていて、それなりにちゃんと物事を理解していて、
自分の感情を精一杯表現しています。
この、大人の私達からすると、一見何てことない、フツーに流してしまいそうな光景ですが、
新生児の赤ちゃんの立場からすると、非常に大事なことなのです。
一番大切なパパとママが、
私のことを話題にしてくれている = 私に関心がある。
私の心の声にすぐに気付いて、反応してくれる。
私の心の声に、いつも耳を傾けてくれる。
私の心の声に、わからない時があっても、理解しようとしてくれる。
私の心の声に、理解しようとしても、やっぱりわからなかったら、「ごめんね」と言ってくれる。
これは、赤ちゃんにとって、本当に本当に、大切なことです。
私の親は、「この子は赤ちゃんだから(まだ小さいから)まだ何もわかっていないだろう」
というようなことを日頃からよく言っていて、
「そんなことないよ。わかってるよ。心の声をちゃんと聞いて!!」
といつも心の中で訴えていたのを覚えています。
赤ちゃんは、親が気付いて、すぐに駆けつけて来てくれたり、
笑顔でたくさん話かけてくれたり、
いっぱい抱っこしてもらったり、
いっぱい認めて褒めてもらったりしながら、
喜びと愛情をひしひしと感じ、
「健全な自尊心」 = 自分は愛されている、生きる価値のある人間だと、
自分のことを肯定的に捉えられること
を育てることができます。
あなたが、健全な自尊心を幼い頃から育んでこれた人ならば、
あなたの親御さんは、あなたをきちんと一人の「個」として捉えていて、
あなたの立場になって、あなたの心に寄り添って、あなたを尊重して育ててくれた、
素敵な親後さんの元で育ったことがわかります。
そういうあなたは、根本の部分「自分は愛されている、生きている価値がある」
ということが十分にわかっているので
何をするにも迷いがなく、自信を持って自分の人生を切り拓いてこれたはずです。
途中、挫折する経験があっても、それをバネに、さらに大きく成長することができるはずです。
新生児の頃、例えば、親があまり話しかけてくれなかったり、
あまり抱っこしてくれなかったり、
放っておかれることが多いと、
「私って愛されているのかな?」
「いなくてもよい存在なのかな?」
という感情を育ててしまうことになります。
親にしたら、あれこれ家事をやらないといけない、
兄弟がいればそっちのお世話もしないといけない、
お仕事していれば、さらに時間なんてない!
私の母もそうだったのですが、いつも忙しくて、キリキリしていました。
もしそこで、「淋しい思いをさせてごめんね!!
ママ、お仕事したり、お家のことをしていたり、とっても忙しかったの。
だけど、あなたのこと大好きよ♡
ママは、あなたがいてくれるから、頑張れるのよ!!
ありがとうね♡」と、ちゃんと事情をお話してくれて
その後に、ギュゥーと抱きしめてくれていたら、
赤ちゃんなりに、「そうだったんだ!ママは忙しくて大変だけど、私のこと大好きなんだ!
私のために頑張ってくれてるんだ!嬉しい!!」
と、ここで健全な自尊心を一つ育てることができます。
私の親は、このフォローが全くといってよいほどなかったので、
「淋しい」思いが、日々どんどん増幅されていきました。
他に、意外と気付いていない人が多いのですが、とても重要なこと・・
赤ちゃんはまだ言葉を理解していないと思っている大人も多く、
赤ちゃんに対して、平然と
「ブサイクだよねぇ・・・あはは!」なんて何の悪気もなく、
半分冗談のつもりでつい言ってしまう親もいます。
また、誰かが「かわいいねぇ~^^」と褒めてくださった時に、
親は社交辞令的に、「いえいえ、そんなことないですよ。」と、
褒め言葉に対して、否定的な反応を返してしまいがちです。
子供にしたら、親の発言に「絶対的信頼」を置いているので、
大人にしたら、それは単なる「冗談」であっても、「社交辞令」であっても、
子供にしたら、それをそのまま真っすぐ素直に受け取ってしまいます。
大人にしたら、本当、些細な、何てことない、言動一つ一つを、
赤ちゃんは、すべてを敏感に感じ取り、自分の潜在意識の中に一つ一つ刻み込んでいくのです。
健全な自尊心を育ててきたか、低い自尊心しか育てることができかなったかは、
その後のその人の生き方に大きく影響してくるので、非常に大切な部分です。
ある時期に、そのことに気づいて、後に、自己修正することも可能ですが、それまでの年月、苦しんだり、回り道をしたりしなければなりません。
それもその人にとって「必要な経験」である、と言えば、すべてプラスの経験になりますが^^
あなたは、健全な自尊心を育んでこれましたか?
それとも低い自尊心しか育むことができませんでしたか?
低い自尊人しか育むことができなかった方、赤ちゃんだった頃の自分に思いを寄せてみてください。
あなたの親御さんは、あなたにどのような言動、態度で接していましたか?
どういうことに傷つきましたか?
どういうことが悲しかったですか?
潜在意識の中にある、闇の部分は、
なるべくなら「見たくない」「知りたくない」「触れたくない」部分です。
だけど、闇の部分を見ないようにと、閉ざしている限り、
孤独感・絶望感が消えてなくなってしまうことはありません。
むしろ、その闇はますます大きくなっていきます。
その時の気持ちを 思い出して、「ただ感じて」みてください。
そして、
「辛かったね・・寂しかったんだね・・わかってほしかったんだね・・こうしてほしかったんだね・・」と、
赤ちゃんだった頃の自分に寄り添い、満たされなかった気持ちを理解してあげてください。
愛おしい、唯一無二の存在のあなたを、無償の、大きな愛で、抱きしめてください。
「あなたは本当は一人じゃないんだよ。大好きだよ。安心していいんだよ」と、
何度も何度も伝えてあげてください。
私は、赤ちゃん時代を思い出すと同時に、両親に対して、様々な『怒り』が込み上げてきました。
一般的には、「自分が親になってみて、初めて親のありがたみがわかる」と言いますが、
私の場合は全くの真逆でした。
どうして、私の声を聞こうとしてくれなかったの?
いっぱい抱きしめたり、いつも「愛してる」って言ってくれなかったの?
どうして、「ブサイクだ」とか「可愛くない」とか「あなたのことあまり好きじゃない」とか言ったの?
どうして、いつも「あなたは何もわかってない」ってバカにしたように言ったの?
思い出せば、キリがないくらい、もっともっといくらでも出て来てしまいます。
だけど、大丈夫です^^
この「思い出す」ってことは、とても大事なことです。
「思い出す」ことで、「どうしてほしかったかったのか?」
「どうだったら私の本心は満たされたのか?」
自分の本心がわかってきます。
そして、少し時間はかかるかもですが、親に対する『怒り』も、癒されて、心からの「ありがとう」の気持ちに変わります。
私がそのお手伝いをします^^
すべての”不調和”は、必ず”調和”していきます。
一緒に、さらなる旅を続けていきましょうo(^▽^)o
時折、自分の見たくない本心を知り、苦しんだり、辛かったりするかもしれませんが、
とても大切な『過程』です。
真の”調和”、真の”幸福”を目指していきましょうね![]()