さえずりだけが

あたりに響く

涼し夜明けの静寂なとき

地球の裏側では

地平線を染めあげて

空やわらぐ夕暮れのとき

和紙に染みる水のように

ゆっくりと

ひかりとやみを

手渡してゆく

いきものは

太陽と大地に倣い

ひかりとやみを

くりかえす

生まれ

産んで

繋ぎ

還り

生まれ

産んで

繋ぎ

還る

星のいのちもまた同じ

日月灯明如来

日月灯明如来

人は

星のいのちのなかに

生かされている

かけがえのないかけら


YOGAの詩(うた)-110627_1906191.jpg