「西日」長いトンネルの出口に茜色の夕陽がさしこむ半円にきりとられたその光りの中へ車は進んでいく眩しさに一瞬身体が透けて私の奥深くの闇までが洗われて溶けて生まれかわったそのように私たちはいつでも幾重にも生まれかわり新たな生を繰り返しているのだろう