はーもりこです。
こんにちは!
あぁそうか、父も母も、
初めから私の両親じゃなかったのよね。
なんて当たり前のことを、
ふと思い至った話です。
先日、母が小学生の頃、
使っていたノートが出てきて(歴史…)
そこに母の旧姓が書いてありました。
字面をじっと眺めていて、思わず
誰これ?
と感じた私
私が知る母はもう
最初から今までずっと「今の」母の名前。
結婚して姓が変わっていることは
もちろん知っているし、
旧姓もわかっています。
ただ改めて、母の旧姓を眺めつつ
あぁそうか、
父と母ははじめから、
私の両親として生まれてきたわけでは
なかったんだよねと感じました◎
私は両親のことをどれくらい知っているのだろう
子どもと親の関係は不思議です。
誰よりも深い縁で結ばれている(はず)
なのですが、
その実、知らないことも
たくさんあります。
私たち子どもは
親の若い頃を知りえないし、
親の側だってきっと、
私たち子どものこと、
知っているようで、知らないことが
たくさんある、と
感じているのではないでしょうか。
勝手に父母史を作っています
通っていた学校、
バイト先、
母が私を産んでくれた助産院、などなど。
数年前から本人たちの許諾も得ず(笑)
勝手に、父と母の、
これまでの”履歴”を
記録していっています。
敢えて時間をもうけて、
インタビューするというような
大それたことはしていませんが、
ふと二人が話した昔ばなしなどから、
要所を覚えておいて、
後で書き足してっている…
みたいなゆるい記録です。
そうすることの意味は、
私が知らなかった父と母のことを
深堀りする、ということと、
父と母のことを、
両親としてみるだけではなく、
一人の人間として
とらえてみたいと思ったから。
母でもない、父でもなかった
二人の様子を知ってみたいなぁと
思ったから、なのです。
例えば父親。
昔の下宿先として、
どんな部屋に住んでいたとか、
授業のない日はさぼって
映画観てたんだよ、なんて話を聞くと、
私とさして変わらない
学生時代の父が
浮かび上がってきたりします。
当然にあるものを、敢えて”覗こう”とする
父も母も昔は子供で、
若かった(笑)。
でも、父も母も、
私にとっては初めから
ずっと父と母。
いてくれて当たり前すぎる
そんな二人だけれど、
その二人のことをあえて
「知ろう」とする試みは意外に楽しく、
知らなかった二人の
人となりを見せてくれます。
同時に、二人が歩んできた
何気ない日々がいとおしく思え
普段ぶつかることもある親だけれど、
大事にせなあかんな…
なんて思えるという
予期せぬ効用もありましたww
両親インタビューのすすめ
仕事柄、いろいろな方の
お話をうかがうことは多いのですが、
身近な両親をインタビューするってのも、
いつかやってみたいことです。
照れるし、
そんなこと急に言い出したら、
「改まって何?」と
怪訝な対応されるでしょうけれど…。
両親に限らず、身近なご家族、
ご友人…皆さんはどんな風に
コミュニケーションをとっておられますか
ポチっと大歓迎♡
元新聞社系・出版社勤務。退職後もフリーライター・インタビュアーとして、地元滋賀県の情報誌などに記事執筆。「書く」ことを通じた自己探求をライフワークに掲げる。小学生向け・作文教室「書いて深める作文の教室」主宰。2017年、夫の転勤に伴い、日本→広州へ。2020年3月、3年の駐在生活を終え、帰国。現在は北九州市在住。▶▶さらに詳しく読む(続きはこちら)