この年末年始も無事に6連休のお休みがいただけました。
友人と忘年会&新年会をやって、大晦日にはまたサントリーホールのジルヴェスターコンサートを聴きに行ったりしましたが、それ以外は実家で寝正月状態…。だいぶ太ってしまった気がします。。

今日は実家から戻る途中で渋谷タワレコへ。
年末に出た新譜を2枚購入し、13時から地下1階のスペースでやっているクリアランスセールを覗いてきました。クラシックは在庫がだぶついていそうな商品の一掃セールといった様相でしたが、バレンボイムが振った2009年のウィーン・フィルのシェーンブルン宮殿ライヴが¥467で売られていたのでその1枚だけ購入。これは良い買い物ができました。


明日から2013年の仕事が始まりますが、周りは1/7(月)から始まる人たちばかりでちょっと羨ましいです。
仕事もまた忙しくなりそうだしブルレスケも始まるしで、しばらく慌ただしい時期が続きそうです。
少し気が早いですが来年の演奏会予定。
チケット入手済みなのは次のとおり。

1/13(日)大野和士指揮水戸室内管@水戸芸術館
1/31(木)ヤニク・ネゼ=セガン指揮ロッテルダム・フィル@サントリーホール
2/8(金)エサ・ペッカ・サロネン指揮フィルハーモニア管@サントリーホール
2/22(金)マルク・ミンコフスキ指揮ルーヴル宮音楽隊@東京オペラシティ
3/9(土)ベルナルト・ハイティンク指揮ロンドン響@サントリーホール
3/10(日)ベルナルト・ハイティンク指揮ロンドン響@横浜みなとみらいホール
3/20(水祝)新国立劇場 歌劇《アイーダ》(ミヒャエル・ギュットラー指揮東京響@新国立劇場)
4/18(木)ロリン・マゼール指揮ミュンヘン・フィル@サントリーホール
5/13(月)大野和士指揮ウィーン響@サントリーホール


チケット未入手だけれども行きたいのは次のとおり。

4/8(月)トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン@サントリーホール
5/14(火)大野和士指揮ウィーン響@東京文化会館
5/18(土)大野和士指揮ウィーン響@東京オペラシティ
9/8(日)ダニエル・ハーディング指揮ミラノ・スカラ座@会場未定
9/15(日)グスターヴォ・ドゥダメル指揮ミラノ・スカラ座@会場未定
10/24(木)マレイ・ペライア ピアノ・リサイタル@サントリーホール
10/30(水)or10/31(木)イルジー・ビエロフラーヴェク指揮チェコ・フィル@サントリーホール
11/2(土)エリアフ・インバル指揮東京都響@横浜みなとみらいホール
11/3(日祝)内田光子 ピアノ・リサイタル@サントリーホール
11/8(金)エリアフ・インバル指揮東京都響@横浜みなとみらいホール
11/16(土)マリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ@サントリーホール
11/17(日)マリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ@ミューザ川崎
11/18(月)マリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ@東京文化会館
11/20(水)サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィル@ミューザ川崎
11/30(土)パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマー・フィル@横浜みなとみらいホール
12/8(日)ジャナンドレア・ノセダ指揮トリノ王立歌劇場@東京文化会館


来年は今年以上に豪華な陣容。ロンドン響、ミラノ・スカラ座、マレイ・ペライア、内田光子、ロイヤル・コンセルトヘボウ、ベルリン・フィルが特に楽しみ。8月のサイトウ・キネン、11月のパリ管、ウィーン・フィルは見送る予定です。チェコ・フィルは曲目がわからないですが、イザベル・ファウストが出演する日に行きたいですね。

切り詰めないと金欠になりそうだ…。
仕事の区切りが良かったので、定時であがってサントリーホールへ。
全く行く予定がなかった演奏会でしたが当日券ありとのことだったので行ってきました。


☆尾高忠明/読売日本交響楽団@サントリーホール
(第521回定期演奏会)
・マーラー:交響曲第9番


数多いクラシックの名曲の中でも、一番好きな曲です。なので、どうしても演奏に期待するハードルが高くなってしまいます。

尾高忠明の指揮は初めて聴きましたが、過度に感傷的になることなく、俯瞰的なアプローチで淡々と進んでいきました。あまりに感情的過ぎる演奏もどうかとは思いますが、こういうアプローチだとどうしてもオケの瑕が印象に残りやすくなってしまいますね。弦楽器のしなやかなうねりには恍惚とさせられましたが、木管が目立つ部分でことごとく音を間違えたり音程が悪かったりで、その度に現実に引き戻されてしまい残念…。ホルンは序盤こそ緊張が見受けられましたが、徐々に盛り返していき要所では力強さが感じられてよかったです。
ただ、管楽器の中ではトランペット首席の田島さんが抜群に素晴らしかったです。柔らかい音色と安定したテクニックで破綻もなく、第3楽章中間部の天国的なコラールもばっちり。トランペットは固くて強い音色よりもこういう繊細で柔らかい音色の方が好みです。

日本のオケもレベルは高いとは思いますが、やはり欧米のトップクラスのオケとはまだまだ差があるんだなと感じてしまいました。今年は久々に国内オケをいろいろ聴いたけど、来年は都響中心に厳選しようかな…。読響はカンブルランの《悲劇的》やテミルカーノフの《悲愴》、荻原尚子と清水直子が共演するモーツァルトの協奏交響曲などプログラムが魅力的ですが、来年は今年以上に海外オケが目白押しだし迷います。

演奏後は拍手もそこそこに早めに退席。何か演奏中からずっとLAブロックでトラブってたみたいですが、演奏会は平和な雰囲気で聴きたいものですね。
買いました。

$Harmoniemesse

コンセルトヘボウ・アンソロジーの第7集はついに21世紀へ。2000~2010年までのライヴ録音を集めたものです。これからじっくり聴きたいと思いますが、まだヤンソンスのベト全を聴き終わっていないのでそれを消化してからにします。

今回も興味深いラインナップですが、注目はシャイーの《エディプス王》、ベルグルンドのシベ5、アーノンクールのハイドン97番、メータのブル8、ヤンソンスの《合唱付》&《ばらの騎士》、マズアのシュマ2&《バビ・ヤール》、ブロムシュテットのブラ4、アズベリーの《シンフォニア・ダ・レクイエム》、ベンジャミンの《忘れられた捧げ物》、ハイティンクの《海》、イヴァン・フィッシャーの《ジュピター》&シュベ3、ルイージの《大地の歌》あたり。こうやって書いていると今までのものより有名曲が増えている気がします。現代曲や秘曲ももちろんたくさん収録されているので、今まで聴いたことのない素晴らしい曲が発見できればと思います。ディーペンブロックやハルトマンあたりの良さはこのシリーズが教えてくれました。毎回オペラを入れてくれるのもいいですね(前回は《青髭公の城》、前々回は《子どもと魔法》)。

このシリーズも2010年まで来たので一旦終了ということになるのでしょうね。第4集が購入前に廃盤になってしまったのが惜しまれる…。中古屋で探すしかないかな。
新日フィルの演奏会が終わって少し時間があったので、楽器を置きに一旦帰宅し、一息ついたら今度はみなとみらいへ。19:30開演という珍しい開演時間がありがたかったです。
みなとみらいのイルミネーションはすごく華やかで綺麗です。


☆トゥガン・ソヒエフ/トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団@横浜みなとみらいホール
・バラキレフ/リャプノフ:東洋的幻想曲《イスラメイ》
・ストラヴィンスキー:バレエ音楽《火の鳥》組曲(1919年版)
・リムスキー=コルサコフ:交響組曲《シェエラザード》
・ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第1番(アンコール)
・ビゼー:歌劇《カルメン》第1幕への前奏曲(アンコール)


土曜の夜だというのに、今日のみなとみらいホールは悲しくなるくらいに閑散としていました。開演しても客入りは3~4割だったでしょうか。オケのメンバーも舞台に出てきたときは揃って苦笑いしていましたね。

こんなにガラガラだと本気の演奏が聴けないんじゃないかと心配もしましたが、全くの杞憂でした。

最初の《イスラメイ》からこれぞフランスの音とでも言いたくなるような、薫風のように爽やかで明るい音色を聴かせてくれます。技巧的に難しそうな曲でしたが、さすがにフランストップ3と評価されるだけあって難所もそつなくこなしていました。
続く《火の鳥》も色彩感豊かで素晴らしい快演。場面場面によって音色が変わり、七色の音がバレエの情景を想起させてくれます。特にカスチェイの踊りの鮮やかながらもパワフルな演奏は圧巻でした。

前半の出来からしてメインの《シェエラザード》への期待値は上がる一方でしたが、その期待をさらに上回る名演を披露してくれました。コンミスのソロも情感が溢れていてなかなかでしたし、木管陣が前半よりさらに艶やかで官能的な音楽を奏で、千夜一夜物語の音楽絵巻を心行くまで堪能させてくれました。聴衆が少なかったことが逆に幸いしたのか、最期の静寂もびっくりするくらい長く続き、名演に花を添える格好に。
そしてアンコールのスラヴ舞曲と《カルメン》前奏曲もリミッターを外したかのような良い意味での爆演。ソヒエフのバランス感覚は本当に素晴らしく、アンコール含めてどの曲もそうでしたが、ダイナミクスにしてもアゴーギグにしてもオケを完全に掌握していて、曖昧さを全く感じさせない計算されつくした説得力のある音楽創りをしていました。この若さでベルリン・フィルやウィーン・フィルからも呼ばれていてオペラも振れるというんだから恐るべき才能です。

土曜の朝から練習出た後に演奏会ダブルヘッダーというのは体力的にかなりきつかったですが、2つのオケを聴き比べできたのは面白かったです。ハーディングとソヒエフは現時点ではソヒエフの方が才気を感じさせますが、両者ともまだまだ若いですし、ドゥダメルやネルソンス、ネゼ=セガンにユロフスキなどこれからの楽壇を賑わせてくれそうな指揮者が多いのは嬉しいですね。

とりあえず今日の演奏会が今年最後かな。暇だったらどこかの第九でも聴きに行こうかな。