15日の水曜日は有休をいただいてマリーンズ戦を観に東京ドームへ行ってきました。
…が、結果はあまりにも衝撃的な逆転サヨナラ負け。
昨日の神宮はそれ以上に悲劇的な逆転サヨナラ負けだったので、このままずるずるといかないようにしてほしいところです。

今日はこっそり休日出勤したあと一度帰宅し、オペラシティへ。


☆大野和士/ウィーン交響楽団@東京オペラシティ
・シューベルト:交響曲第7番 ロ短調 D759《未完成》
・マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調
・J.シュトラウスⅡ:ワルツ《春の声》(アンコール)
・J.シュトラウスⅡ:トリッチ・トラッチ・ポルカ(アンコール)
・J.シュトラウスⅡ:雷鳴と稲妻(アンコール)


本当は13日の公演もチケットを取っていたのですが、仕事があまりにも片付かず事前に手放してしまいました。今日は無事に行けてよかった。

今回のウィーン響は首席指揮者のファビオ・ルイジとではなく、大野和士とのツアー。首席指揮者以外との組み合わせで聴けるのも何か新鮮でうれしいですね。

前半の《未完成》は朴訥としながらも、明るめの音色が心地よい演奏。奇を衒うことなく、シューベルトの音楽に実直に向き合っているように感じられました。日々の疲れで荒んでいた心にじんわりと沁み込んでくる優しい演奏でした。
メインのマーラーは一転してかなりボルテージの高い演奏!オケをドライヴさせつつ、内声部を浮だたせる立体感のある造り込み。このコンビの強い意志を聴かせてくれる熱演でした。若干アンサンブルが乱れる箇所もありましたが、お互いを尊重しあう姿勢は十分に窺えました。

アンコールはウィーンのオケらしくワルツやポルカを3曲。やはりウィーン・フィルでなくてもウィーンのオケが演奏するウィンナ・ワルツは一味違いますね。聴衆も熱狂の渦でした。


明日は久しぶりに祖母のお宅へ遊びに行ってきます。
4月に人事異動があり、自分の部署も人ががらっと入れ替わりました。1年半前に入社した時にいた人は所属長以外全員いなくなってしまい、その分責任もかなり重くなり、なんだか心細いです。
ただ、弱音を吐いてくよくよしてても仕方ないので、友達と野球観に行ったりして適度に気分転換しています。

先月はついつい2週続けてマリンフィールドに行ってしまいました。ちなみに2試合とも吉見先発。去年は成瀬が多かったしその前は小野や渡辺俊が続くこともあったので、年によって偏りがありますね。今年は西野が台頭して大嶺も復活したし、これでグライシンガーが戻ってくれば表も裏もない良いローテになる気がします。

交流戦は横浜スタジアムに行く予定。上司から有休使いなさいとも言われているので、巨人戦の日に合わせて東京ドームにも観に行こうかな。
この日は無理矢理定時であがって演奏会へ行きましたが、疲れ切っていて半分くらい寝てしまいました…。ブルックナー良かっただけに万全の体調で聴きたかったな。。


☆ロリン・マゼール/ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団@サントリーホール
・ワーグナー:歌劇《タンホイザー》序曲~ヴェヌスブルクの音楽(パリ版)
・ワーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》より「前奏曲と愛の死」
・ブルックナー:交響曲第3番 ニ短調 《ワーグナー》(1889年 第3稿 ノヴァーク版)
・ワーグナー:楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》第1幕への前奏曲(アンコール)


アンコール冒頭であわや大惨事になりかけたところで完全に目が覚めましたが後の祭り。
次はゲルギエフとの来日になるのかな。



今年はヴェルディ・イヤーということもあり、ヴェルディの作品が例年以上に多く取り上げられています。新国立劇場でも、名物演目の一つと言っていいであろうお馴染みゼフィレッリ演出の《アイーダ》と新演出の《ナブッコ》、《リゴレット》が今年取り上げられます。


☆ミヒャエル・ギュットラー/東京交響楽団@新国立劇場
ヴェルディ:歌劇《アイーダ》(フランコ・ゼッフィレッリ演出)

〇キャスト
アイーダ…ラトニア・ムーア
ラダメス…カルロ・ヴェントレ
アムネリス…マリアンネ・コルネッティ
アモナズロ…堀内康雄
ランフィス…妻屋秀和
エジプト国王…平野 和
伝令…樋口達哉
巫女…半田美和子
合唱…新国立劇場合唱団


《アイーダ》は予習する時間もなく、観るのも聴くのも初めてでしたが、やはりこの公演の注目はゼフィレッリの演出。静止画でしか見たことがありませんでしたが、実際に見てみると荘厳かつ神秘的で本当に古代エジプトの世界にいるかのよう。美しい。4幕フィナーレでアイーダとラダメスが生き埋めにされ、その上でアムネリスたちが祈りを捧げる場面でも二重構造となった舞台が非常に効果的で感動しました。凱旋の馬では実際に馬が出てきたりと豪華でスペクタクルな演出でこれだけでも足を運んだ価値がありました。

歌手はアイーダ役が当初から変更になりましたが、ムーアはメットで同役を歌っているだけあって堂に入った歌唱。若干粗が見える部分もありましたが、声量や響きは流石。ラダメスを歌ったヴェントレも箇所によって完成度にばらつきがありましたが、徐々に持ち直していき後半は圧巻でした。ただ、個人的にはアムネリスのコルネッティが演技も含めて今日の歌手陣の白眉だったように思います。計算高く嫉妬深い黒さの中にも、まっすぐラダメスを想う純真さも持ち合わせた役どころを存分に表現していました。脇を固める日本人キャストや新国立劇場合唱団も標準が高かったです。東響も2月の《タンホイザー》の薄っぺらさが嘘の様な艶やかで迫力ある演奏を聴かせてくれました。指揮者の違いもあると思いますが、きっとヴェルディの方が得意なんですね。

今シーズンの新国立劇場はこれで終了の予定。次回は《リゴレット》ですかね。
今日は午前中からレッスンへ。個人で見てもらうのは3年振りでした…。
出来は散々で実力不足を改めて痛感しましたが、ためになるアドバイスもたくさんいただけたので、少ない練習時間を有効に使って練習していきたいと思います。

昼食をとってからみなとみらいへ。
ハイティンクの来日公演2日目です。


☆ベルナルト・ハイティンク/ロンドン交響楽団@横浜みなとみらいホール
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.19(Pf.マリア・ジョアン・ピリス)
・ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調(ノヴァーク版)


昨日の演奏も素晴らしかったですが、今日も圧巻の出来でした。
前半のベートーヴェンは伴奏の編成こそ小ぶりですが、ロンドン響の響きは重厚で、同時にモダン・オケの機能性も存分に味わえました。本当に精度が高い。ピリスは昨日のモーツァルトと同じようなアプローチで、作品本来の姿を描き出すかのような丁寧な演奏。派手さはありませんが、ピリスの静かな情熱が心にしんみりと沁み込んできます。ただ、個人的にはやはりモーツァルトの方がこの人にしか出せない高みに達しているのではないかなとも感じました。

後半のブルックナーは今ツアーで一番楽しみにしていた曲目。このコンビで駄演になるわけがないのですが、予想以上に圧倒的なブルックナーでした。
冒頭からもうただならぬ重厚な雰囲気が低音によって創り出され、弦のしなやかで豊潤な旋律、木管の柔らかいソロ、そして金管の咆哮が積み重なり、大伽藍のような音楽を形成していきます。ハイティンクの指揮はまさにマエストロというような神業の域。楽器のバランスやコラールの残響なども完全にコントロールしきっていて、ブルックナー特有の休止でもこの長さしか有り得ないというほどの妙技を披露してくれます。虚仮脅しのような恣意的な部分は全くなく、長年の経験によって裏付けされた本物のブルックナーを聴くことができました。ロンドン響も最後まで集中を切らすことがなく、超一流同士の至芸の饗宴といった様相でした。

去年はヤルヴィの8番、ティーレマンの7番、ブロムシュテットの4番を聴き、今年はハイティンクの9番に加えて4月にはマゼールの3番があるので、この2年で海外オケのブルックナーをいろいろ聴けて嬉しいです(ヤルヴィには肩透かしを食らった感がありますが…)。2番と5番もどこか持ってきてくれないかな。。


終演後はWBC観戦のため東京ドームへ。台湾戦でテンションが上がったので急遽チケットを購入して一人で行ってきました。
試合は予想外に大差になったので、体調もいまいちだったこともあり6回終了時で退散。守備固めでも角中出るなら最後までいればよかったかな…。