サイトウ・キネン・フェスティバル2日目。
ホテルを11時にチェックアウトし、天気も良かったのでまずは松本城へ行き、外周を散歩。
そのあとは旧開智小学校まで足を伸ばし、時計博物館も見学。昼食は駅の近くのお蕎麦屋さんでいただきました。
開演時間が16時だったのでかなり余裕があり、のんびり過ごすことができました。


☆小澤征爾、ステファヌ・ドゥネーヴ/サイトウ・キネン・オーケストラ@まつもと市民芸術館
・ラヴェル:歌劇《こどもと魔法》(ロラン・ペリー演出)
〇キャスト
こども…イザベル・レナード
肱掛椅子・木…ポール・ガイ
母親・中国茶碗・とんぼ…イヴォンヌ・ネフ
火・お姫様・うぐいす…アナ・クリスティ
雌猫・りす…マリー・ルノルマン
大時計・雄猫…エリオット・マドア
小さな老人・雨蛙・ティーポット…ジャン=ポール・フーシェクール
安楽椅子・こうもり…藤谷佳奈枝
合唱…SKF松本合唱団、SKF松本児童合唱団
指揮…小澤征爾
・ラヴェル:歌劇《スペインの時》(ロラン・ペリー演出)
〇キャスト
コンセプシオン(時計屋の女房)…イザベル・レナード
ラミロ(ロバ引き)…エリオット・マドア
トルケマダ(時計屋)…ジャン=ポール・フーシェクール
ゴンザルヴ(詩人気取りの学生)…デイビッド・ポーティロ
ドン・イニーゴ・ゴメス(銀行家)…ポール・ガイ
指揮…ステファヌ・ドゥネーヴ


待望の小澤征爾のオペラ。
一昨年は当日キャンセル、昨年は休養中のため元々登板予定なしだったので、3度目にして初めての体験。

ロラン・ペリーの演出は昨年のグラインドボーン音楽祭で大野和士が振ったものと同一プロダクション。映像で観ていたのですんなりとその世界に入ることができました。

《こどもと魔法》は小澤征爾の繊細な音造りが功を奏し、メルヘンチックで幻想的な世界が展開されていました。オケがややパワー不足にも感じられましたが、作品の性質上そんなものは初めから求めていなかったのかもしれませんね。歌手陣もイザベル・レナード中心に粒揃いで、とても上品な演奏でした。

後半の《スペインの時》は登場人物5人だけで合唱もない小編成のコミカルなオペラ。演劇要素も強いように思えますが、歌手陣がみんな芸達者で、演奏中もところどころで笑いが起きていました。ラミロが人の入った大時計を軽々と持ち上げるシーンは事前に映像で観てなかったらさぞ驚いただろうな…注視すると大時計が勝手にもぞもぞ動いていて面白かったです。ステファヌ・ドゥネーヴの指揮もダイナミックで期待以上の出来でした。

帰りは初めて高速バスを利用。時間かかるけど安いしまずまずの快適さだし、次回以降も使おうっと。
夏期休暇をいただき、自分の中で毎年恒例となってきたサイトウ・キネン・フェスティバルへ。
今年は立川経由で特急あさまに乗りましたが、立川駅は意外と広くて駅弁探すのに手間取ってしまいました。

ホテルにチェックインして一休みし、松本駅と北松本駅のちょうど中間くらいのホテルだったこともあり北松本駅まで歩いて向ってみました。夕方だったせいか駅員さんは一人もいませんでした…。

今日の会場は島内駅から徒歩5分くらいのザ・ハーモニーホール。


☆サイトウ・キネン・フェスティバル ふれあいコンサートⅢ@ザ・ハーモニーホール
・モーツァルト:アダージョとロンド K.617(Fl.ジャック・ズーン、Ob.マニュエル・ビルツ、Va.川本嘉子、Vc.イズー・シュア、Harp.吉野直子)
・カーター:フルートとチェロのための《魔法をかけられたプレリュード》(Fl.ジャック・ズーン、Vc.イズー・シュア)
・ラヴェル/C.サルツェード:ソナチネ(Fl.ジャック・ズーン、Vc.イズー・シュア、Harp.吉野直子)
・モーツァルト:セレナード第11番 変ホ長調 K.375(Ob.フィリップ・トーンドゥル、森枝繭子、Cl.ウィリアム・ハジンズ、キャサリン・ハジンズ、Fg.ロブ・ウィアー、近衛一、Hr.ジュリア・パイラント、猶井正幸)
・グノー:小交響曲より第2楽章「Andante cantabile」(アンコール)(Fl.ジャック・ズーン、Ob.フィリップ・トーンドゥル、森枝繭子、Cl.ウィリアム・ハジンズ、キャサリン・ハジンズ、Fg.ロブ・ウィアー、近衛一、Hr.ジュリア・パイラント、猶井正幸)


世界的な名手が顔を揃えての室内楽の夕べ。どれも素晴らしかった!

アダージョとロンドは元々グラスハーモニカが奏でる部分をハープが受け持つ編成でしたが、吉野さんのハープが宝石のようにきらきらと輝いていて、曲を通じて常に中心的な役割を果たしていました。他の4人もインテリジェンスに満ちた演奏で、とても上品なモーツァルトでした。
続くカーターの作品はバリバリの無調音楽。両者ともポケットスコアを切り貼りして作ったかのような小さな譜面をテープでつなぎ合わせて使っていました。鬼気迫る丁々発止の超絶技巧の応酬にひたすら息を飲む…。ジャック・ズーンもイズー・シュアも異なるリズムを常に足で刻み続けていたのが印象的でした。
前半最後はラヴェルのソナチネ。ラヴェル特有のノスタルジックな旋律が心地よく響きます。ここでも吉野さんのハープが音楽に芯を持たせていて、珍しい編成の曲でしたが、その退廃的な美しさに聴き惚れてしまいました。

休憩後のメインはモーツァルトのセレナード第11番。管合宿で4、5楽章をやったこともあり、馴染み深い大好きな曲です。
ここではフィリップ・トーンドゥルとウィリアム・ハジンズがイニシアティヴを取り、冒頭のゆったりとしたテンポから徐々に活発化していき、柔らかくシルキーな音色でありながらも力強いモーツァルト。各奏者のフレージングも歌に溢れていて、オペラの重唱のよう。
アンコールはジャック・ズーンが加わり、グノーの小交響曲。終演後は何度もカーテンコールが続き、ブラボーも飛んでいました。

今日は最前列で聴きましたが、室内楽は奏者との距離が近いと表情や息遣い、細かい所作が把握しやすいので楽しかったです。音響も全く問題なし。

しかしウィリアム・ハジンズの音は渋くて落ち着きのある良い音だったなー。
少しでもああいう音に近づけるように頑張ろう。
昨日は友人と一緒に新潟までゆずのライヴを聴きに行ってきました。
友人が先行抽選で2枚当ててくれたので大感謝です。

ゆずには中学3年間どっぷりはまっていましたね。
新譜が出れば発売日の前日に同級生とCD屋に行って購入したり、カラオケで歌いまくったり、毎週水曜日のオールナイトニッポンスーパーもすごく楽しみでした。

高校生になって楽器を始めてからはクラシックとミスチルにはまって、正直熱心に聴くほどではなくなってしまったのですが、たまに聴くといつも爽やかな感動を与えてくれて今でも好きなアーティストです。




~以下セットリストあり~





☆ゆず ARENA TOUR2013 GO LAND@朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター
1.砂漠のメリーゴーランド
2.流れ星キラリ
3.飛べない鳥
4.始まりの場所
5.傍観者
6.代官山リフレイン
7.遊園地
8.灯影
9.with you
10.PIERROT
11.仮面ライター
12.REAZON
13.LAND
14.LOVE&PEACH
15.GO★GO!!サウナ
16.夏色
17.ムーンライトパレード
~Encore~
1.ゼラニウム
2.向日葵ガ咲ク時
3.イロトリドリ


今回は5月に発売されたアルバム「LAND」を引っさげてのアリーナツアー。
アルバムも予習はしていたので知らない曲はなかったのですが、自分の知っている懐かしの曲がかなり多めに聴けたのが予想外で嬉しかったです。
「傍観者」はライヴでやるとこんなに盛り上がるんですね。「代官山リフレイン」は聴いてて泣きそうになりました。歌詞が胸に沁みる…。「PERROT」~「仮面ライター」の演出も、「LAND」と「トビラ」の世界観がリンクして、ゆずのハードロックな一面が存分に味わえて良かったです。やっぱり「トビラ」は今でも一番好きなアルバムだなー。
「LOVE&PEACH」~「夏色」で盛り上がりは最高潮!振付がよくわからなくて迷うところもありましたが、タオル振り回して楽しかったです。アンコールでは北川さんの弾き語りが聴けたし、充実のライヴで大満足です。特に岩沢さんの声は生で聴くとCDで聴く以上の奇跡的な美しさでした。

日帰りの弾丸日程で帰りは終電近くになりましたが、新潟駅からぶらぶら歩き、信濃川を臨みながらのんびり向うくらいの余裕はあったので、あまり疲れも残らず楽しい夏の思い出になりました。
また行きたいなー。
今日は4か月ぶりに友人とマリンフィールドへ。
実はマリンに行くようになって以来、未だにマリンのナイターでは勝ち試合が見られていません。

今日の試合も先発・大谷が初回から大乱調。四球連発からの満塁弾被弾という最悪の独り相撲で1回持たずにKO、試合がぶち壊しに…。リリーフの藤岡は緊急登板で制球に苦しみましたが、よく8回途中まで投げたと思います。

結局見せ場もなく、1-8で大敗。
マリンのナイターのジンクスはいつ破れるかな。。
今年もあっという間に8月ですね。
今の部署には3年半いる予定なので、異動までようやく折り返し地点を過ぎたところです。

今日は夏期休暇で午後半休を取得し、家でのんびりしてから1か月ぶりの演奏会へ。
WEB限定割引でS席¥7,000が¥4,500だったので思わず買ってしまったのですが、割引後はA席より安いし、定価で購入した人には気の毒な気も…。


☆下野竜也/キリシマ祝祭管弦楽団@東京オペラシティ
(第34回霧島国際音楽祭2013東京公演)
・ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 op.21
・ワーグナー:楽劇《ワルキューレ》第1幕(演奏会形式)
〇キャスト
ジークリンデ…エカテリーナ・シマノヴィチ
ジークムント…アレクセイ・ステブリアンコ
フンディング…パーヴェル・シムレーヴィチ


鹿児島は霧島で毎年開催されているこの音楽祭ですが、東京公演はなんと14年ぶりとのこと。
恥ずかしながら今まで名前くらいしか知らなかった音楽祭ですが、メンバーは豪華!在京オケの首席奏者が名を連ね、中でもフルートにはコンセルトヘボウ首席のエミリー・バイノンが。

前半のベートーヴェンは個性的な演奏。音の語尾をかなりたっぷり取り、柔らかく穏やかなアプローチ。あまり好みのタイプの演奏ではなかったですが、今まで聴いたことのない新しいベートーヴェンが聴けました。

後半の《ワルキューレ》1幕は冒頭こそ推進力と迫力があり惹きこまれたのですが、徐々にトーンダウンしていき音楽が単調に聴こえてしまいました。去年のデ・ワールト/N響の演奏と比べると残念ながら分が悪いものでした。ソリストはマリインスキーの専属歌手を揃えただけあってドラマティックな歌唱でよかったです。


…今日の演奏会で再認識したのですが、自分はやはりオペラシティとすみだトリフォニーとは相性がよくないようです。音響のせいなのか、感動する演奏になかなか巡り合えません。
他の首都圏の主なホールだと、サントリーホール、紀尾井ホール、ミューザ川崎、新国立劇場は相性良し、東京文化会館、みなとみらいホール、神奈川県民ホールは普通、東京芸術劇場はいまいちといった感じです。

次はサイトウ・キネン。ザ・ハーモニー・ホールは初めて行くので楽しみです。