ザルツブルクに無事到着。
ミュンヘン空港から車で2時間ほど。飛行機からすぐに乗ったせいかかなり酔ってしまいました…

現在現地時間朝4時。
身体は疲れてるのに時差ボケと興奮で目が覚めてしまいました。
二度寝しようっと。

9時前に羽田空港へ到着。
江戸小町の和食屋さんで遅い朝食を済ませ、出国手続きも完了し、スカイラウンジでのんびり。

いよいよミュンヘン経由でザルツブルクへ。
現地は天気も良さそうなので楽しみです。
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なんだか慌ただしくなっていくうちに離れてしまったブログですが、また日記と備忘録代わりに少しずつ更新してみようかな。

書けなかった主な演奏会は、ムーティ/ローマ歌劇場の《シモン・ボッカネグラ》、ド・ビリー/新国立劇場の《アラベラ》、飯守泰次郎/新国立劇場の《パルジファル》、現地で聴いたラトル/ベルリン・フィル、アーノンクール/ウィーン・フィル、エッティンガー/ウィーン国立歌劇場の《ラ・ボエーム》、ウィーン国立歌劇場の《ロメオとジュリエット》(プロコフィエフ)くらいかな。これ以降のはとりあえずFacebookに書き留めているはず。

幸い楽器の方も本番に恵まれているところですが、去年の《ロメオとジュリエット》はもう少しうまくやりたかったな…。できな過ぎて周りの空気を悪くさせてしまった気がするし、今年の乗り番でごたごたする原因を作ってしまった。練習しよう。

来週は夏休みを利用してザルツブルクに行ってきます。
仕事が峠を越えたので、今日は午後半休をいただきました。

帰り道にいつもの練習場所に寄って少し練習し、一旦帰宅して一休みしてから再度川崎へ。


☆小澤征爾/水戸室内管弦楽団@ミューザ川崎シンフォニーホール
・メンデルスゾーン:弦楽のためのシンフォニア第2番 ニ長調
・モーツァルト:オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314(285d)(Ob.フィリップ・トーンドゥル)
・マルチェッロ:オーボエ協奏曲 ニ短調より第2楽章(アンコール)
・ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 op.92


水戸室内管が川崎にやってくるということで、今回は迷わず奮発してS席をゲットしていました。
ミューザの1階席に座るのは初めてでしたが、1階の最後列だったので舞台全体もよく見えるし音響も素晴らしかったです。

1曲目は、ローランド・アルトマンのキャンセルによって曲目が変更となり、メンデルスゾーンの弦楽のためのシンフォニア。12歳の作曲とは思えないほど才気に溢れる情熱的な楽曲でした。ロマン派というよりはコレッリやジェミニアーニのようなバロックを想起させる響きで、水戸室内管の美麗な弦楽に酔いしれました。コンマスは田中直子女史。

続いては水戸室内管やサイトウ・キネンでお馴染みのフィリップ・トーンドゥルをソリストに迎えてモーツァルトのK.314。指揮者なしので要所にトーンドゥルの指揮振りが入ります。
プログラムのインタビューにもあったように、ソリストの個人技が全面に押し出されるというよりは、室内楽のような対等の立場でソリストとオケのやり取りが愉しそうに響きます。トーンドゥルの音色は硬質で力強く、ほとんどビブラートをかけることもなく、男性的な魅力に溢れていました。アンコールのマルチェッロも実に耽美的でした。

そして後半は小澤征爾指揮でベートーヴェンの7番。
指揮用の椅子の他に休憩用の椅子も一つ用意していましたが、結局指揮はずっと立ったまま。楽章間で座って休憩はしていましたが、3~4楽章はアタッカでしたし、一時期のキャンセル続きの時期よりは大分お元気そうで何よりです。
演奏は圧巻の一言。最初の一音からオケのエネルギーが半端じゃありません。熱量のあまり多少の瑕はありましたが、それを補うほどの推進力と集中力。弱音やフレージングのこだわりに小澤節が垣間見られたり、この曲の肝であろうリズムの取り方についても若々しく、健在ぶりがよく伝わってきました。小澤征爾の振るシンフォニーがようやく生で聴けてよかったです。
終演後はスタンディングオベーションでなかなか拍手が鳴りやみませんでした。水戸室内管もメンバーは少しずつ変わっていっていますが、いつ聴いても非常にクオリティが高く、やはり必ず聴きに行きたいオーケストラですね。
今日は半年ぶりにレッスンへ。
ブルレスケでロミオとジュリエットをやるので、スケールのあとは集中的に曲を見ていただきました。
先生はバレエ団の伴奏をすることも多いオケにいるので、かなり熱の入った指導をしていただけました。まだまださらいきれていないところが多いので、残り2か月でなんとか少しでも良いものに仕上げていきたいです。

そのあとは夢見ヶ崎動物園へ。
初めて行きましたが、無料でこれだけの豊富な種類の動物が見られるのは嬉しいですね。
近くに住んでたら毎週末行ってしまいそうです。

そして夜はサントリーホールです。


☆シャルル・デュトワ/ボストン交響楽団@サントリーホール
・モーツァルト:交響曲第38番 ニ長調 K.504《プラハ》
・マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調


当初はマゼールが指揮の予定でしたが、アクシデントにより来日不可能となりデュトワが代役に。
とは言っても現地ボストンでもこのプログラムを振ってきたとのことなので、心配無用ですね。

前半の《プラハ》は艶やかな弦楽器が美しい、柔らかい絹のような演奏でした。
特に気を衒うこともなく、落ち着いた気品のある大人びたアプローチ。デュトワの棒は造形を要所でくっきりと浮き立たせていたので、非常に聴きやすい陽光のモーツァルトでした。

後半のマーラーはマゼールにも引けをとらないようなアクの強い快演。
まず冒頭のトランペットが抜群の上手さ!このトランペットをはじめ金管陣は終始力強さを失うことなく、どっしりとした安定感を保ち続けていました。木管陣もクラリネットのウィリアム・ハジンズ中心に柔らかいハーモニーを聴かせてくれましたし、弦楽器もここでは暗めの落ち着いた音色でデュトワの描くマーラーをしっかりと再現していました。
デュトワのマーラーはあまりイメージが湧きませんでしたが、意外とテンポは遅く、ねちっこいマーラーでした。しかし、このアプローチはボストン響の奮闘もあって大成功していたと思います。

演奏終了後もしばらく拍手喝采は続き、デュトワの一般参賀が始まるかと思われましたが、結局出で来ないまま解散に。体調でも悪かったのかな…。