今年初の演奏会は、3年ぶりの小澤征爾/水戸室内管。
前回も川崎で聴きましたが、あのベト7は鮮烈で素晴らしかったなぁ。
今回も前半は指揮者なし、後半のみ小澤征爾が登場です。
☆小澤征爾/水戸室内管弦楽団@ミューザ川崎シンフォニーホール
・モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.364(320d)(Vn. 竹澤恭子 、Va. 川本嘉子 )
・ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 op.21
モーツァルトのこちらの協奏交響曲は、実演で聴くのは初めてかも。
指揮者なしでも水戸室内管の弦楽器は瑞々しく、透明な響きにうっとりしてしまいます。日本の誇る名手2人による独奏も息がぴったりで、特に3楽章の丁々発止のやり取りは絶妙でした。
後半のベートーヴェンは、やはり小澤征爾が振ることで音色がさらに生命力を増し、聴いている方もなんだか力をもらえるような音楽。テンポは遅めですが、フレージングも一つ一つの音符も丁寧に慈しみを持って奏でられ、2楽章の美しさたるや筆舌に尽くしがたいものでした。
今日の水戸室内管はトゥーンドル、モラレス、バボラークはいませんでしたが、それでもやはり素晴らしい演奏で、特に東響首席オーボエの荒木さんが抜群でした。東響は12月のシュマ2で聴いた荒さんの演奏も凄かったし、層が厚いなぁと感じます。
小澤さんはまたさらに痩せられたようにも見えましたが、出てくる音楽はやはり掛け値なしに素晴らしく、まだまだお元気で7いていただいて、今日の様な演奏をまた聴かせていただきたいです。
今日が年内最後の演奏会。
このコンビの演奏会はもっと聴きたいのですが、なかなかスケジュールが合わず、1年に1回ペースでしか聴けていません…
☆ジョナサン・ノット/東京交響楽団@ミューザ川崎シンフォニーホール
(川崎定期演奏会第58回)
