こんにちは🎵「ハモなぁ」です。

1月に聴き漁ったアルバムの中で、イチオシは…

ジャコ・パストリアスの1983ジャパンツアーのライブアルバムです。

う~ん、かっこいいっっ!!!

言わずと知れた、ベースの、そして音楽の世界に革命を起こしたジャコ・パストリアス、
通称「ジャコ」ですが、
何枚かライブアルバムが出されていますが、
特に「ワード・オブ・マウス」ビッグバンドでの活動時期のライブは
鬼気迫るものがあります。びっくり

その前年1982年にも来日していて、アルバム「TwinsⅠ&Ⅱ」で
その模様が聴けます。

1982年の来日時にはハーモニカのトゥーツ・シールマンス
トランペットのランディ・ブレッカー、ドラムにはピーター・アースキン、等々…
錚々たる面々が参加していて、ある種「理性ある」状態でしたが…

この1983年のバンドでは、メンバーがかなり入れ替わっていますね。
規模感も小さくなっています。ギャラかな~?えーウッ、下衆い…

だがしかし、ですよ!
逆に、小回りが効く、コンパクトな形態で、
自由な実験が許されるようになった、ともいえます…ウインク

特に、ツアーに都合がつかなかったギタリストのマイク・スターンの代わりに
抜擢された、渡辺香津美さんが、イー仕事されています🎵
隠し味どころか、前面に出てきてぶちかましちゃってくれています。ラブ
「野生の王国」感、満載です。

これジャコのアルバムでもあり、香津美さんのアルバムでもあるかのような
ハッチャケぶりです!ゴーゴー爆笑もっと、出番多くして~!

アルバムとしては、香津美さんが偶然?所持?していた音源を使用しているとのことで、
全体的なバランスが悪かったり、曲による録音クオリティーにバラつきがあったり、
ぇっこれだけっ!?って曲があったり…

でもでも、この時期のジャコの演奏、バンドの雰囲気、
ジャコの頭の中を想像出来そうな、実験的な試み、

ベースソロでは、ジャコお得意のディレイを使った演奏から
途中、事故ですかっ!?てな、右手平手打ち奏法?とおぼしき
爆裂音まで…

はぁ~、全てが愛おしいですネおねがいなんちゅう、寛容なマニアや…

ライナーノーツには、この後のワールドツアーにも
香津美さんは誘われていたそうですョ。
あの時、一緒に行っとけばなぁー、なんてお話が紹介されていました。

ただ、この時期あたりからジャコの精神面、健康面は徐々に悪化していった、
とされています。
この至高のパフォーマンス、創造力の裏側に
相当なプレッシャーを孕んでいたのかも知れませんねショボーン

そうやって聴くと音源に残された
カタコトの日本語「コンバンワ、」が切なく聴こえます…

命を削って、絞り出される、瞬間の芸術「音楽」には
それ相応の敬意を持って、臨みたいものですね🎵
っと、自分を戒める、ハモなぁなのでした…照れ

ではまた!