カウンセリング とは | カウンセリングルーム ハルモニアのブログ

カウンセリングルーム ハルモニアのブログ

ブログの説明を入力します。

カウンセリングとは

 


カウンセリングとは、端的に言ってしまうと、『自分』自身に気づきを与えるツールです。 心理療法は気づきを促進させるツールです。



皆さま、薄々お気づきかと存じますが、誰より何より自身のことが一番分かりません。


自分のことが好きならば、生きやすいですが、

自分のことが嫌いならば、生きにくいものです。

など。1人の中にはいくつもの様々な思いを持つ人格がおります。




と先日もこんな感じに文章を始めましたが、デジャヴではありません。

今日は、カウンセリングについてのおはなし。



カウンセリングと言うと、
『ただ話を聴くだけでしょう???』

と思われている方も多いかと存じますが、問診とカウンセリングは違います。



一般に心理で行われるカウンセリングと言われるものは、ロジャースの来談者中心主義、相談者中心主義と言われる傾聴技法を指しています。

この技法は、


親身に頷く

うんうん、ほぉー、なるほどなど相槌をうつ

傾聴・受容・共感

ペーシング

ミラーリング

くりかえしの技法

感情の反射

感情の明確化

開かれた質問

閉ざされた質問

などの技法を使って、話をお聴きしてラポールを得ながら、気づきを促し、人格の変容を目指す心理療法なのです。

この療法は、カウンセラーを目指す上で、誰でもが学ぶ最初の通過点で、簡単な技法と思われがちですが、優しい技術ほど、使い手の技量が問われます。



10年くらい前のお話になりますが、70歳のうつ病と診断を受けられた女性が来室されました。

ご主人を亡くされた後、すっかり塞ぎ込み、食事も喉を通らない、人とも会わない、家事も外出も出来ず。



そんな状態に驚かれた息子さんは、心療内科へ受診を勧めたそうです。

ところが薬が全く合わす、効かないだけではなく、副作用がひどい。



そんな経緯から息子さんは、このカウンセリングルームを探してくださったそうです。


(当時ハルモニアは、日野、八王子より下り方面では、唯一のカウンセリングルームでした)

西八王子より一駅で通える場所に、女性のカウンセラーがいるとのことで、決めてくださったそうです。

そして、全10回のカウンセリングで、うつ病を回復され、卒業されていかれました。



全10回のその方のお話は、

『ご主人とご結婚された日から亡くなられた日まで』 毎回のお話の内容は同じです。


ペーシング、ミラーリングを繰り返しながら、傾聴技法での、受容、共感へと進みました。

古来から回復してくる様を、『薄紙を剥ぐように』、との表現がありますが、一回一回話の内容は同じでも、毎回違っております。



クライアント様が来室された当初のご様子は、


俯いた状態、伏せ目がち、身体が重怠い感じ、全く抑揚がない、やる気が感じられない、凍結した感情、と、うつ症状で大変苦しんでいらっしゃいました。



座って60分のお時間お話できるかしら、との心配の中、

ポツリポツリと言葉を出すのもしんどいように、お話が始まりましたが、だんだん変化が出てまいります。


激しい怒り、憎しみ、恨みつらみの感情に打ち震える感情がどんどん出始める

半世紀近く、50年ほど前からのことなのに、今この瞬間に目の前で起こっているような臨場感、


●熱く、どこにそんなエネルギーがあったのか、と感じられる60分間、


お話を終えられ、『ありがとうございました。』と帰っていかれる。



毎回同じお話と書いてまいりましたが、

実は、全く別のお話をお聴きしているように、毎回のクライアント様の表情、抑揚、感情の放出が違いました。エネルギーの出量は初回がマックスとすると、だんだん少なくなる、薄くなる、声のトーン、使い方も変わる。


私の目の前に、まるで老婆の扮装をなさる女優さんが語られているようです。



10回同じお話をと書きましたし、実際そうなのですが、違うのです。

身体の重さ、纏っている空気感が毎回軽くなり、固まっていた表情が柔らかく血色も良くなり、話し方がどんどんと変化する。


最後の方は、楽しそうな思い出語りになっていき、最後日には、『お仏壇にいるおじいさんと毎日話しているんです。』と嬉しそうに、楽しそうな笑顔で同じお話を語られました。



人とは、本当に素晴らしいものです。

本来、誰もが自分も家族も友人も知人も社会も健康で元気で幸せでありたい。

と願うにも関わらず、ほんの少しのボタンのかけ違い、ほんの少しのすれ違い、から歪みを生み、バランスを崩し、進んでしまえば、まさかの崩壊まで進む。



それは人の心も身体も自然の働きも同じこと。

どんなどん底でも、どんなに苦しい状態でも、理論的に引き返すことは可能です。


早ければ、早いほど

軽ければ軽いほど。




長い文章を最後までお付き合いいただきありがとうございました。




カウンセリングルーム ハルモニア

加藤 佳子


 


*************************


うつ・パニック・精神疾患・自律神経失調症・心身症などに様々な症状にお悩みの方。家庭、学校・仕事場での人間関係にお悩みの方。


結果にコミットしませんか。お気軽ご相談をお寄せください。


 


ご興味のある方・お悩みの方・お困りの方は遠慮なさらずご相談ください


(ご相談・ご連絡窓口)


 カウンセリングルーム ハルモニア(HP)


加藤 佳子


 


お電話番号が残っている場合と留守番電話が入っている場合は、折り返しお電話での対応をさせていただいておりますので、お気軽にお声かけいただけると幸いです。


 


カウンセリングルーム ハルモニアでは、子育て世代の方々が安心して来室いただけるよう心掛けております。


小さなお子さんのいらっしゃるご家庭では、お子様を預ける先があればいいですが、思うようにいかないこともしばしばです。


ママから離れられない時期のお子様も安心して来室していただけますよう、お部屋の創りにも繊細な注意をはらっております。


 


住所             192-0904 東京都八王子市子安町3-6-7 サザンエイトビル202


TEL / FAX  042-649-9118


営業時間    10:30 19:30    (最終受付)


連絡受付   24時間


休室               月曜・祝日


 


***************


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

☆是非「いいね!」や「ツイートする」を押してください、コメントやご感もをお願い致します/>***************


カウンセリングルーム ハルモニア

http://www.harmonia-cr.com/