事例:小学2年生のお子さんとのカウンセリングNO3(自律神経失調、不安障害との診断から) | カウンセリングルーム ハルモニアのブログ

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カウンセリングは、受ける人だけでなく家族や周囲も幸せになっていくところが良いなぁと思います。

ほんの少しの思い違いやボタンのかけ間違えで、ことが大きくなってしまう。
家族や周囲の人達では本質が見えなくなるものです。

そのために偏りなく、中立の立場で、客観的に観るカウンセラーの存在は便利だと思います。


さて、
お母さんの話しの続き。

出産時から現在に至るまでの女の子の状況を涙ながらに、でもきちんとまとめて話してくださいました。

お子さんの体調を心配される、お母さんのお気持ちは本当によくわかります。

お話をまとめると、

不安障害の症状について、

自分1人になると不安、具合悪くなる時を想像すると不安が押し寄せてくる。
学校へ行き、お母さんが居ないと不安から泣き崩れる時もある。

自律神経失調症の症状

頭痛、腹痛、朝起きられない、立っていられない、立ちくらみ、低血圧など。

その他では、給食への苦手意識、夏の強い日差しなどに不安を感じているなど。

実際の経過には、その時々により様々に症状がありました。
それがまた来たらと思う予期不安となっていました。

お母さんにとっては、心配でどうしていいのかわからない状況だったことがよくわかります。

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私自身、3人の子育てをしてきたこともあり、お母さんのお気持ちは本当によくわかります。

実際、子供に病気や何か問題が起こると。

私のせいだ、どうしよう。

こんなことばかりで、可哀想に。

なんでこの子はこんな症状がいろいろ出るのだろう。


など思い、さらに、

私が何とかしなくっちゃ、

私が守ってあげなくちゃ、
と思う。


そうは言っても、

食事や生活を変えるなど、物理的なことは変えられても、実際はどうしていいのかわからない。

お医者様にいくと、薬でその時は症状が良くなっても根本は変わらない。

そんな混沌とした中、子供は良くなったり、悪くなったり、出口が見えず、疲弊していきます。



私自身もカウンセラーになる前は、上記の様に考える母親でした。

だからこそ、サポート側に回っての今があります。


また、長くなりましたので今日はこの辺で。
いよいよお子さんとの話になります。

つづく。