朝から30度近い高温多湿のこの頃。
6月ってありましたっけ?
7月がひと月以上続いている気がします![]()
クーラーなしには 眠れない![]()
皆さんは いかがお過ごしでしょうか?
さて 今日も
認知症専門病院でのレクの話を書きます。
風船バレーは鉄板メニュー
高齢者施設や病院での
鉄板レクメニューの一つは
「風船バレー」ではないでしょうか?
ご存じですか?
風船をバレーボールに見立てたレクです。
参加者の心身レベルが高い
サポートに入れるスタッフが多い
といった場合は
まさにバレーボールのように
チームに分かれて楽しめます。
ところで
私が行う風船バレーは
患者さんたちが輪になって
真ん中に私がいて
集団での活動でありつつ
1対1で 風船の打ち合いをする
風船バレーです。
なんで そんな形で行うのか?
理由があります。
反射を使う
認知症が進行するほどに
これまで難無くできていたことが
できなくなっていきます。
私が担当している病棟の患者さんは
中等度から重度の方がほとんど。
食事も含め生活全般に
介助が必要だったりします。
姿勢を保てる機能のある車いすに座り
なんとか寝たきりを防いでいます。
そんな患者さん方は
うまく言葉を発せない
相手の言葉をスムーズには理解できない。
言葉を理解できたとしても
思うように体を動かせない
という方が半数以上です。
だけど
ふんわりと
自分の方に向かってくる風船に気づき
反射的に手を伸ばす
はじき返す 受け止める
ということはできる
という方が 案外多いんです![]()
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作業療法士の工夫
とはいえ
認知症が中等度~重度で
言葉を介したやり取りがスムーズでなく
体も思うようには
動かせなくなっている患者さん方は
ただ風船が飛んできただけでは
思うように打ち返せなかったりします。
患者さん方が
うまく風船を打ち返せるように
作業療法士の私は輪の中心にいて
ひと工夫した風船を
周りにいる患者さん方に届けています。
さて
患者さんが風船を打ち返せるように
私が意識しているのは以下の3点です。
①風船の到達速度(不快にさせない)
患者さんが気づいて反応できるまでの間
風船が届ききらない速度と距離をとる
②自分に何かが向かってくると気づいてもらうこと
風船が見えやすい位置から飛んでくる
風船が飛んでくると事前に伝える(直前の関わり)
③反射的に手が伸びる位置に風船が届くこと
患者さんの胸の高さで
身体より15センチくらい離れた位置に
優しく弧を描いた風船が届くようにする
風船バレーでは この3点を軸に
患者さんの能力や状態に合わせて
さらにアレンジしていきます。
つづく
本日も
最後までお読みいただき
ありがとうございました![]()
介護予防と認知症予防のパートナー

