認知症に伴い
みられることのある
お困りごとを表す言葉は
「結果や状態」を表してはいますが、
そこに至った理由や原因はみえにくく
解決策に近づきにくいと感じます。
それが認知症ケアの現場にいて
はがゆくなりますし
認知症のある方をサポートされている
ご家族にも
落とし穴かもです、とお伝えしたく
このシリーズを書きました。
認知症が進んだ、以外の理由も疑ったっていいじゃない
認知症のある方にみられる
・怒りっぽさ
・暴言、暴力
・夕方の落ち着かなさ
・食事のトラブル
・繰り返されるトイレの訴え
などなど。
たとえば
そんなお困りごとを
「認知症あるある」と
私はよく言うのですが、
大前提として
ありがちなお困りごとに至った理由は
個々にあるはずなんです。
その個々の理由探しを放棄して
医療や介護現場で聞かれがちなのが
「○○が見られるようになったけど
認知症だから(進行したから)
しょうがないね」
というセリフです。
結果だけを共有し
お困りごとを改善させる方法や
原因究明を放棄するのは
専門職としては
無しだろうと思っています。
専門用語には後光がさしてそうだけど
認知症のある方の状況を
専門用語で報告されると
認知症のある方個人の問題とか
進行とも捉えられがちですが
実際は進行はさほどでなく
まっとうな理由や原因が
あるかもしれないのです。
暴言とか暴力 介護抵抗も
改善の余地のある
職員の関りがあった可能性だってあるのです。
一概に職員のケアが不適切だった
というものではなく、
いろんな要素が絡んでいたその時は
別の関わり方が望まれたのかも
ということも多々あります。
認知症のある方のお困りごとと
専門用語が結びつくと
それでなんだか一件落着とか
THE ENDみたいになりがちですが
それは要注意だと思う
という話でした。
とはいえ 私も
他施設や他病院からの
患者さんの入院前情報を見た時は
「おお」と身構えてしまいます。
本日も
最後までお読みいただき
ありがとうございました![]()
介護予防と認知症予防のパートナー
