突然ですが
「盗食」という言葉を
見聞きしたことがありますか?
勤務先の病院では
「盗食」は
台所などからコッソリと
食べ物を盗って食べるときだけでなく
近くにいた他人のお膳のものを
食べてしまったときにも
そう表現されます。
ところで
「盗む」ってワル
ですよね。
自分の物ではないものを
ごまかして
自分の物にしてしまうこと。
くすねる
かすめとる
ちょろまかす
盗むを他の言葉にすると
こんな表現となるそうです。
悪代官やないか![]()
認識がズレてただけなのに
病棟の患者さんが
他の患者さんのお膳から
食べてしまったら
「盗食」と表現されるのですが
実際は
「盗んだ」というより
「間違えた」とか
「もったいないから」とかによる
食べちゃったがほとんどです。
①自分のお膳と他者のお膳の
区別がつかず
視界に入った食事も食べた
②「他者と料理を少しづつシェアする
仲良し外食スタイル」をやってしまった
③(夫と誤認している)相手が残したおやつを
妻の私がもらってもいいだろう的な
おやつの盗食も稀に
①~③は どれも
認識の誤作動は起こっていますが
「盗む」つもりはなく
社会性も保たれており
ただ 病院という場で
望まれない行動をしてしまっただけ
なんですよね。
なので当院では
書類上では記載できない
「もらい食」「あげ食」
みたいな表現も
スタッフ間ではされています。
ことアルツハイマー型認知症の方の場合は
こんなほんわかな感じのことも多いのですが
「盗食」という専門用語⁉だけをみると
ドキッとしますし
「問題」となりますよね。
専門用語の落とし穴について
次回に続きます。
本日も
最後までお読みいただき
ありがとうございました![]()
介護予防と認知症予防のパートナー
