認知症のある私の家族が
入院を迫られたとき
モヤモヤしたことについて書いてます。
ー前回までのあらすじー
認知症のある私の家族は
原因不明の嘔吐を
3週間近く断続的に繰り返していたため
改めて病院受診をしていました。
病院で一通りの検査を終えた後
医師から「今日は入院を」と告げられました。
とはいえ
吐き気を催させる原因は不明。
入院しても行えることは点滴だけで
緊急性が高い状態でもない
ということがわかりました。
加療と言っても点滴のみで
脱水予防が目的だというのがわかったので
入院はお断りして
通院での点滴をすることとなりました。
さらなる検査を望むか?否か?
医師からは 今後について
「原因が分かってないけど どうする?
何が何でも 原因を知りたい?
でも胃カメラとか無理だよね?
認知症だしね」と
これ以上の原因追及は難しいだろうと
というようなコメントをされました。
この辺りで私は、またモヤっとしました。
医師は 「『認知症』だから
精密な検査ができない」
ということだけでなく
「認知症」だから
元気になっても意味が無い
というような
ニュアンスのコメントもちらっと
匂わせたのです。
この医師の認知症観はそうなんでしょうね
限りある命だけれど
ところで
認知症のある家族はこれまで
病気らしい病気を
したことがないそうです。
また、認知症初期の頃
「認知症になってもいい。
長生きは望んでいない。
あっさり死ねるならそれでいい」
みたいなことを
よく口にしていました。
なので 私たちも
「目指せ 長生き‼」とは
思っていませんが
検査の結果
治療が比較的容易にできるものなら
治して これまでのように
孫や家族とその瞬間を楽しむ生活をしてほしい
家族皆、そう思っています。
認知症の症状により
最近経験したほとんどのことが
忘れられていくのは確かですが
喜怒哀楽を存分に満喫している
私の大事な家族です。
誰より「生きている」と言えるかも!?
認知症に詳しくない医療者としては
「進行する病 アルツハイマー型認知症」
が先にくるので
治療も検査も 無意味なのでは?
という部分があるのかもしれませんが
認知症について学び、かつ家族であると
「手助けがあれば
その時を伸び伸びと生きることのできる一人の人」
なので 揺れるんですよね。
医療の現場では
そういった家族の想いと
医学的な立場からの見解の
どちらも共有したうえで
今後をどうするのか検討できているのだろうか?
私は 担当する患者さんのご家族の想いを
どこまで汲みつつ説明ができているだろうか?
改めて そんなことを思いました。
ちなみに 我が家は
この医師とは我が家の望む治療には
どうにもたどり着けそうにないと判断し
点滴のみを希望し 受診を終えました。
お互い その方がいいのです![]()
本日も
最後までお読みいただき
ありがとうございました![]()
介護予防と認知症予防のパートナー
