認知症のある私の家族が
入院を迫られたとき
モヤモヤしたことについて書いてます。
この一連の出来事は病院に勤務する
自分自身の在り方についても
またまた考えさせられましたし
患者さんとご家族の気もちを実体験できる
貴重な機会でもありました。
ー前回のあらすじー
認知症のある私の家族は
原因不明の嘔吐を
3週間近く断続的に繰り返していたため
改めて病院受診をしていました。
病院で一通りの検査を終えた後
医師から「今日は入院を」と告げられました。
とはいえ
入院しても行えることは点滴だけで
緊急性が高い状態ではない
ということがわかりました。
認知機能が落ちていると こんな対応を受けがち⁉
検査中から感じていたのが
「人としての扱いを受けていない」
という感覚でした。
受診も遅くなった金曜の夕方で
検査結果を出す為には
仕方が無かったとも思います。
適切な治療を受けられるように
職員の皆さんも尽力してくれていました。
とはいえ、職員の意図することに
うまく反応できない家族に対し、
レントゲンやCTをとるために
複数のスタッフが
「横になって」「動かないで」 など
待合室まで漏れ聞こえる声で
指示をするのを聞くのも
「はい」と応じる家族の声を聞くのも
ツラかったし腹も立ちました。
また 詳細な説明をしないまま
ただ「今日は入院」と告げた
医師の親切そうでいて
今後のことを思うと浅はかなのでは?
と思える判断にも 疑問が残りました。
入院時に告げられる言葉
ところで
医師は「今夜は入院」と切り出したとき
「認知症なので 入院中に
突然急変することがあるかもしれません」
と 突然の別れがあるかもしれないことが
起きる可能性についても告げてきました。
認知症のある家族の相方さんは
この言葉にフリーズしていました。
私は逆に ハッと我に返りました。
知り合いの医師が以前
「入院時は何がおこるかわからないから
ご家族に覚悟をもってもらうようにしている」と
話してくれたことがあったからです。
BPSDといわれる
介護を困難にするような症状に対処しようとした結果
「急変」と言われるような状態に陥ることも
確かにあるんですよね。
また認知症により
不調を適切に職員に伝えられず
介入が遅れた結果の急変ということも
確かにあると思います。
だから 入院時に医師は家族に
そんな可能性について説明せざるを得ません。
つづく
本日も
最後までお読みいただき
ありがとうございました![]()
介護予防と認知症予防のパートナー
