「認知症のある方って
どんなふうに感じて暮らしているのか
知りたいです。」
先月 認知症に関する講座を
神奈川県綾瀬市で開催した際
そんなコメントをいただきました。
認知症のタイプの中で
いちばん多いとされる
アルツハイマー型認知症の場合が
私はイメージしやすいので
このタイプの場合で書きますね。
私のイメージとしては
うとうとして 目覚めるたびに
見覚えがあるようで
無い場所(家)や状況の中にいる
という感じです。
なんで私はここにいるの?
あなたは誰? 私の家族はどこ?
ほら めっちゃ不安になりません?
隣の部屋に用事があって行ったはずなのに
全然思いだせない ってだけでも
もどかしいじゃないですか。
あれの比じゃない
「え?」の世界だと思います。
認知機能が低下してくると
認知機能が低下してくるにつれて
時間・場所・人物に対して
見当をつけづらくなっていきます。
お日様が高い位置にあっても夕方と思ったり
めちゃくちゃ暑いのに もうすぐ年末と思ったり。
アルツハイマー型認知症の場合は
記憶力も低下していきます。
「これまで」と「今」という
時間の流れが繋がり続けていないのは
うたた寝から目覚めるたびに
違う状況になっている
みたいな状態で
なかなかの不安と混乱だろうと思います。
情けなくて泣けてくるよね
認知症のある方は
症状が進行してくる以前は
私たちとなんら変わらず
生活を営んでいました。
それが 気づいたら
自分自身があてにならず
驚くようなありえない失敗やミスをし
困った人のように周囲から思われたり
気遣われたりしているのを感じたら
しっかり者のお姉ちゃんキャラで
やってきた私だったら
自分が情けなくて泣きます。
最近そんなにしっかり者でないことに
ようやく気付いて 楽になってきましたけれど![]()
自分が確かな自分で無くなる感じは
しっかりしなきゃ
誰かを守らなければと
無理をして頑張ってきた方ほど
それが叶わなくなる
悲しみや恐怖も大きく
近しい人への怒りや暴力に転じたり
周囲とのトラブルも
大きくなるかもしれません。
*あくまで私の中でのイメージです。
本日も
最後までお読みいただき
ありがとうございました![]()
介護予防と認知症予防のパートナー
