お立ち寄りいただき

ありがとうございます照れ

 

このブログは

介護予防や認知症予防を

身近に感じていただきたくて

 

認知症ケア専門士と

介護予防運動指導員の資格をもつ

作業療法士が

心を込めて書いていますドキドキ

 

 

 

今日は 認知症治療病棟で担当する

認知症の患者さんのことを書きます。

 

どんな患者さんか と言いますと

「煙に巻かれてくれない」患者さんです。

 

 

私は作業療法士として

いろんな認知症の患者さんと関わります。

 

ときには

娘 嫁 孫 愛人笑といった

患者さんが受け入れてくれる

役柄を演じながら

 

認知症のある方の不安と混乱を緩和し

今の状況と患者さんの認識を

繋ぐこともしています。

 

自分で言うのもなんですが

わりと大女優のつもりでした爆  笑

 

 

ところが 

ある患者さん(以下Aさん)には

小手先の演技は通用しなくて

悩む日々です。

 

 

Aさんは接客業のプロ 

 

Aさんは 

某有名デパートで働いてきた

元キャリアウーマンです。

 

Aさんは普段は 穏やかで温かく 

品のある人柄が言動ににじみ出ています。

 

Aさんがお勤めされてたときは

Aさんに会いたくて

買い物にきていたお客さんが居たそう照れ

 

 

 

 

そんなステキな Aさんですが

いつもお腹が空いていて

午後3時前からは 形相が変わり 

怒りっぽくも なり始めます。

 

 

お金がないから 帰れないし食べられない 

 

今日も Aさんは午後3時前から

私を追いかけ始めました。

 

「ね~、どうしよう。

 家に帰りたいんだけど、お金が無くて」

 

「お腹もすいちゃって。 

 え?ご飯出してくださるの?

 でも お金が払えないから。

 申し訳なくって」

 

この会話が夕食時まで ず~っと続きますガーン

 

 

Aさんは 奢ってもらうのも

無料での夕食提供も 

信じてはくれないし 

受け入れてもくれません。

 

でも出された夕食は お金は気にせず

にっこにこで召し上がるのです笑い泣き

 

 

Aさんの不穏を消し去るもの 

 

大女優の この私が 笑

どんなに言葉を尽くしても

不安は解消されないAさんですが

 

たとえば 一緒にぬりえをしたり

他愛ないおしゃべりをしたりすると

あら 不思議。

 

Aさんからは 

お金の悩みも 帰宅宣言も

消えてしまいます。

 

でもお腹は空いているのですけれど爆  笑

 

 

Aさんが夕方 欲しているものは

「ここに居ていいんだ」という

安心感なのかもしれません。

 

 

その安心感は Aさんには 

一時的な言葉だけでは伝わらなくて

時間をとって 関わることでしか

私は 届けられません。

 

 

夕方といえば 

なかなかに忙しい時間です💦 

 

なんとか煙に巻こうとする私と

そんな煙になんて 

巻かれてはくれないAさんとの攻防で

今日は鬼ごっこ状態になってしまいました。

 

Aさん ごめんなさい。

反省と自戒を込めて書いてみました。

 

 

本日も

最後までお読みいただき

ありがとうございましたドキドキ