この記事は
認知症のような症状が見られる方や
認知症の診断をされたご家族に対して
この先どんなふうに
寄り添えばいいのか
不安になっている方の役に立つと思います。
この記事でお伝えしたいのは
認知症の症状がすすんできたとか
酷くなってきたと感じたときは
その状態でも 温かな
社会参加(仲間づくり)が叶う場に
認知症のある方を委ねることが必要
ということです。
なぜそういう結論に至ったのかを
以下に書きたいと思いますが
長いですので
ご興味のない方は
最後の方だけお読みくださいませ![]()
ご家族や施設で手に負えないと入院してきたのに
私は普段は認知症専門病院で
作業療法士として
認知症のある患者さんに
関わっています。
入院していらっしゃるのは
ご家庭や施設では
どうにも介護できないほどに
症状が酷くなってしまった
認知症のある患者さんです。
ですが そんな患者さん方が
早い人では1~2日
遅くても1週間くらいで
落ち着いてきたりするんです。
ずっと強い症状が改善されない人も
いらっしゃいます。
病院だから
大量に薬を出しているんじゃないの?
なんて思いますよね。
ですが 薬はむしろ減らすことも。
よっぽどの興奮や暴力行為が無い限り
すぐに増やすというのは無いんです。
症状改善が早い人
さて
激しい症状で入院してきたのに
あっという間に
穏やかになる患者さんには
ある特徴があります。
それは 入院後早々に
他の患者さんと過ごすことを
好まれる 楽しんでいる
嫌がっていないということです。
会話は成り立たなくても大丈夫です。
患者さん同士は
雰囲気で会話していることも多々あります。
他患者さんと過ごす時間が
穏やかであるほどに
認知症のある患者さんは
症状が落ち着いてくるように感じます。
*ちなみにここでいう症状は
行動・心理症状(BPSD)という
改善が見込まれる症状のことで
中核症状のことではありません。
画像はお借りしました
介護が必要になる入り口
ここで介護予防の話をします。
介護予防の学びの場では
・身体を鍛えること
・必要な栄養を十分摂ること
・社会参加をすること
を繰り返し 教えられます。
上記の3つは
人の心身を健やかに保ち続けるのに
とても重要だからなのです。
で 人にもよりますが
介護が必要になる方は
その手前で「社会とのつながり」が
断たれてしまっていることが
少なくありません。
「足が悪くなって」とか
「物忘れがひどくなって」とか
そんな理由から
段々と
家族以外との繋がりが無くなってくると
ますます
介護が必要な状態が近づいてきます。
認知症の症状改善には仲間が必要
認知症の症状が進んできた
またはひどくなっているとき
その方は おそらく
家族や職員以外との交流は無いか
ものすごく減っている
のではないでしょうか。
ですが
人の健康(介護予防・進行防止)には
・身体を鍛えること
・必要な栄養を十分摂ること
・社会参加をすること
がどうしても必要なのです。
認知症の進行予防でも同じです。
なので
認知症の症状がすすんできたとか
酷くなってきたと感じたときは
その状態でも
社会参加(仲間づくり)が叶う場に
認知症のある方を委ねることが必要です。
それは デイサービスかもしれないし
近くの公園かもしれないし
地域のシニアの活動かもしれないし
認知症専門病院かもしれません。
ただ誰かがいる空間に居るだけでいいのなら
どこかの繁華街や
人通りの多いところで過ごせばいいのです。
でも それでは孤独感が増すだけかも。
なので 繰り返しますが
認知症の症状を改善したい方は
相互に交流し
認知症のある方が温かい気もちになれる、
仲間と過ごせる場を作ってくれる所場所に
通ってもらってみてください。
長い文章を
最後までお読みいただき
ありがとうございました![]()
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