認知症のある私の家族の
デイサービス見学に同行し
気づいたことについて書いています。
認知症のある私の家族は
初めて訪れたデイサービスで
表情をこわばらせ
断固拒否の姿勢を見せていました。
いつもは柔和な顔なのですが
このときの目つきは
私のふるさと高知にある
桂浜水族館のカメのよう。
話がそれてしまうのですが
ここのカメたち 40年ほど前は
幼稚園児や小学校低学年でも
割りばしでキビナゴのエサやりが
できていました。
でも今は、ゴミ拾いの長ばさみでも
食いちぎりそうな 凶暴さなんです![]()
激しく脱線したので本題に戻りますね。
「何かをやらされているだけ」と感じる理由!?
見学したのはデイのレク時間でした。
利用者さん方が二手に分かれて向かい合い
横並びになって行われたレクでは
事前に進行のスタッフさんによる
口頭と手本でのルール説明がありました。
説明はあったものの…
実際にレク内容をそこそこ把握して
レクリエーションを楽しめていそうな人は
約20名中 8人いたかどうか。
私の家族も体験参加させてもらったのですが
レク内容はさっぱり把握できておらず。
半分以上の利用者さんは
回ってきた自分の順番に
顔を強ばらせ
スタッフに言われるがまま
サポートされるがままに
なんとか物品を扱っていました。
それを傍から見ている限り
レクを楽しむというよりは
「何かをやらされているだけ」の状態に。
それでも レクが進むうちに
それぞれが なんとなく
求められていることを理解し
工夫して 対応しているのです。
これはこれで
能力を引き出しているのかも![]()
ですが 参加した方の心には
強く緊張していた レク開始当初の
「何か やらされているけど
面白くはない」という気もちが
後々まで残りそうかも とも感じました。
これが 感情の記憶として残ると
「何かわからないことを
やらされているだけだから 嫌だ」
となるのかもしれないですね。
見知らぬ人たちの中で「できない」を晒すのは怖い
認知症のある私の家族に話を戻します。
家族は水族館のウミガメのように
目を三角に吊り上げて
拒否の姿勢を当初から見せていたのか?
それは レクリエーション中に
必死になって
求められていることをこなそうとする
家族の姿を見て わかりました。
おそらくですが
「できない」ことが晒されるかもしれない
不安と恐怖と緊張
を察知していたんですよね。
私の家族は 第1子として
弟や妹など3人の世話をしてきた
しっかり者さんだったそうです。
成人してからも 認知症が進行するまでは
萩家のかなめとして
家族をサポートしてくれていました。
「できない」なんて投げ出す性分ではなく
頼られる存在として生きてきたのです。
そんな人が 見知らぬ
介護が必要そうな高齢者の中で
「できない」なんて
あってはいけないわけです。
でも なんだかさっぱりわからない。
なんとか上手く立ち回ろうと
ごまかしごまかしレクに取り組む
とてつもなく緊張している私の家族。
認知症ってだけで なんで
こんなツラい想いをしなくちゃいけないのか
理不尽すぎる
レク内容もサポートも
だからこそ
考えて提供しないといけないんだよな
と 改めて自分の仕事に
想いを馳せていました。
この時点で 家族そっちのけ![]()
つづく
本日も
最後までお読みいただき
ありがとうございました![]()
介護予防と認知症予防のパートナー
