さとうみつろうさんの「幸せは数えるもの」を読む前に私が作っていた記事 時間経って消えてしまったかと思っていたら、復元できたので続けます
今苦しくて苦しくて苦しくて苦しくて死んだ方がマシと思っているあなたへ
※上野千草さんについて
第2次大戦中、海軍軍医だった上野千里中佐が、「殺せ」という上官の命令に反いてアメリカ軍パイロットの傷を手術している時に爆撃が始まり、彼が一時退避している間に何者かがそのパイロットを刺殺し、彼は殺せと命じた上官と、実際に刺殺した日本兵の罪を被って、グアム島で戦犯として処刑されました
この詩は、その彼が、独房の中で作った詩です🙏
上野千里 みんなへ
悲しみのつきぬときこそ
かすかな喜びの芽生えがある
熱い涙のその珠にこそ
あの虹の七色は映え宿る
人の世の苦しみに泣いたおかげで
人の世の楽しみにも心から笑える
打たれ踏まれて唇を噛んだおかげで
生まれて来たことの尊さがしみじみわかる
醜い世の中に思わず立ちあぐんでも
見てごらん ほら あんなに青い空を
みんなが何も持っていないと嘲っても
みんな知っている
もっと美しい本当の尊いものを
愛と誠と太陽と時々雨さえあれば
あとそんなにほしくない
丈夫な体とほんの少しのパンがあれば上機嫌でニコニコ歩きたい
それから力いっぱい働こう
そうして決して不平を言わずに
何時も相手の身になって物事を考え
いくら辛くても決してひるまずに
どこかに不幸な人がいたら
どんなことでも力になってあげよう
もしすっかり自分を忘れてしてあげたら
もうそれできっと嬉しくてたまらないだろう
うつむいていればいつまでたっても暗い空
上を向いて思いきって笑ってごらん
きびしくてどうしても自分が惨めに見えたら
さあもっと不幸な無数の人々のことを考えてごらん
道はどんなに遠くても お互いいたわりあい
みんな手をとりあって歩いていこう
悲しいときは共に泣き 楽しいときは共に笑い
肩をくみあって 神のみ栄をたたえよう
朝お日さまが昇るときはあいさつに
今日もやりますと叫びたい
夕べお日さまが沈むときは
夕焼雲をじっと見つめて座っていたい
心にはいつもささやかな夢を抱いて
小鳥のようにそっと眠り
ひまがあったら古い詩集をひもといて
ひとり静かに思いにふけりたい
幸せは自分の力で見出そうよ
真珠のような涙と太陽のような笑いの中に
今日もまた明日も進んでいこうよ
きっといつの日か振り返って静かに微笑めるように
偽って生きるよりも偽られて死に
偽って得るよりも偽って得ずに失えと
天国からじっと見守っているお父さんに
手を振ってみんな答えておくれ「おう」と
何度ころんでもまた起き上がればいい
なーんだこれしきのことでと笑いながら
さあ、みんな朝から元気いっぱい
さわやかな空気を胸いっぱい
大きく吸いながら
みんなへ
「小さな感動のおすそわけ」三笠書房より
チャップリンの「ライムライト」に乗せて、上野千里さんの「みんなへ」が歌になりました
あなたへ みんなへ 届きますよう
葉月さん2011.11.22に下北沢ラカーニャでアメリカで活動しているNCM2とのコラボライブにて
チャップリンの「独裁者」
あの戦乱と狂乱の最中(1940年公開)に作られた「独裁者」やその他の作品は、苦しみの中にいる者たちを勇気付け、笑いや風刺によって人々に希望と愛と勇気を与えました
ハンナへ呼びかけるあの優しいラスト
伝説の総統の演説は、どんなに悲惨な時でも身近な人たちへの愛に溢れ、絶望から希望へと立ち向かえる力を与えてくれます。
ライムライトの優しく美しい旋律を遺して下さってありがとうございます🙏
私は青空を見ると上野さんのこの歌を思い出して「おう!」といいます❣️
上野千里さん あなたを忘れない
さとうみつろうさん 「幸せは、数えるもの。」
見えない幸せ、幾つ見つかりますか?