楽天 胴上げ投手にマー君? | NCC綜合英語学院とHarmonyなブログ Part2

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徒然なる気分転換

敢えてマー君に変えた監督に対して、現時点では概ね肯定的な意見が多いようです。
もちろん勝ったのですから。
ただ、プロの勝負という視点から見ればどうでしょう。
マー君が球史に残る大投手であることは確かです。
しかし、160球投げた前日の疲れや、それまでの投手の好投を考えれば…あの場面で、普通ならベンチ入りすらあり得ないマー君に変えることは、戦力的にマイナスであることは明らかでした。
つまり、敢えて勝利に逆行する采配をしたことになるのです。
事実、3つのアウトを取るのに2安打され、ホームランが出ればあわや同点というピンチを招きました。
オールスター戦なら素晴らしい演出に拍手するところですが、日本シリーズ第7戦です。
プロ野球は、勝負に徹するべきなのか、それとも、勝負以外の要素を取り入れたセンチメンタルなもので、ある意味、勝負以上にショーでもあり得るべきなのか…。
私個人の意見としては、勝負に徹底的に拘ってこそ見る者を魅了できるのだと思います。
そして、それが自ずと真のファンサービスにつながり、作り物では味わえない最高のショーを作り出すのだと思います。
何年か前に落合監督が、完全試合目前の山井投手を降板させて勝負に徹したときと対照的です。
あのときは落合監督に対する批判も目立ちましたが、私は擁護派でした。