静岡の親戚が、富士山のユネスコ世界遺産登録に盛り上がっています。
富士山が日本一と称されるのは、高さだけではなく、あの美しさ故であることは言うまでもありません。
しかし、もし噴火すればどうなるのでしょう。
富士山は、休火山ではなく実は活火山だそうです。
噴火すれば、当然、今の形ではなくなってしまいます。
仮に今の頂上から噴火して、四方八方に満遍なく溶岩を流したとすれば、美しい円錐形を変えずに高さが更に増す可能性もあるでしょう。
しかし、必ずしも頂上から噴火するとは限りません。
仮に側面から噴火すれば、宝永火口のような醜い窪みを増やすことになります。
宝永火口はまだ頂上からかなり下方でよいのですが、仮に頂上の少し横あたりから噴火すれば、今の美しさは相当に損なわれてしまうのではないでしょうか。
もちろん、そんな富士山は見たくありません。
それよりも、噴火すれば東京も含め被害は想像を絶するとか…
いずれ必ず噴火するのでしょうが、私が生きているうちに噴火しないでほしい…
しかし、富士山の高さとあの美しさは、これまでに何度も噴火を繰り返してきた産物であることも事実です。
富士山は壮大な霊峰であると同時に、恐ろしい火の山でもあるのです。