でも、今日はそんなことをする気にはならない。
それよりも、今、この平和な状況を少し楽しんでいたい。
またレジの方へ向かって歩き出す。
焼き鳥が食べたくなった。
夢なのにお金を出して買うのは面倒だな。
そう思った。
すると後ろにいたおじさんが、カードを差し出しながらこう言った。
「これで買いな。」
それはティーポイントのマークがついたクレジットカードだった。
それを受け取って、レジにいる店長にこう言った。
「マスター、焼き鳥を。」
横にいた男性も「俺にもおごってくれ」と言った。
それで焼き鳥を3本買うことになった。
出来上がるのに少し時間がかかる。
カードを貸してくれたおじさんに感謝を言ってから、
また冷蔵庫まで歩き、時間をつぶした。
(つづく)
