今回の魚探はガーミンのGPSMAP8412XSV+GT51M-TM+PS30+B175Hの組み合わせで組んでみました
前回はロイヤルの1.5kw振動子とDGPSのみだったので、いきなり最新の魚探にバージョンアップしました。
送られたGPSMAP8412XSVをどうつけようか考えている時が至福の時でしたw
今まで10インチやったので12インチになるとやっぱり迫力が違いますね(^^)/
GT51M-TM
・本体:22.8×6.2×厚さ3.0cm
・ケーブル:9.144m(30ft)
・CHIRPクリアビュー:500W(465-445/275-245khz)/実用最大深度:300m(塩分濃度で変化)
・CHIRPサイドビュー:500W(465-445/275-245khz)/実用最大幅:450m(深度塩分濃度で変化)
・CHIRP MID通常魚探:600W(160-80khz)/実用最大深度:400m(塩分濃度で変化)
・水温センサー内蔵
・CHIRP水平垂直スキャンとMid CHIRP(160-80KHZ)通常魚探探査ができる
・中深海ソナー狙撃用CHIRP振動子
Panoptix(パノプティクス) PS30 下方探査用3Dソナー
・エレキ/トランサム取付可能
・探索範囲:91.44m(300ft)/周波数:417kHz
・表示方法:
リアルビュー3D
(下方90m 右60°左60°前方45°後方45°)
ライブビューダウン
(前方90m 右45°左45°前方20°後方20°)
リアルビュー3Dヒストリカル
・下方探査用3Dソナー
リアルタイム動画で水中を観測できる3Dソナー。立体的な動画を表示して魚群を補足し、ピンポイントで狙うことが可能です。トランサムマウントで設置が可能です。
B175H 高周波CHIRP 1KW振動子
B175H Broadband CHIRP Transducer
を使うと実用500mまでの魚探を使って一匹一匹を狙撃するDEEPSHOOTINGが可能になります。
B175Hは水深100mで10.5mが探査直径です
通常の200KHZは20°の指向角なので探査直径は35.5m
面積で1/10のピンスポットを特定できる最強の狙撃用振動子
・同じ1kwのチャープ振動子である、B175LとB175Hはどちらを選ぶべきか?
(下記はGPS魚探 魚群探知機販売専門店 ボトムハウスのサイトからのコピーです)
オートスパンカーをつかうDEEPの釣りでは船の速度は遅くなり、移動範囲も小さくなります。ビームの指向角はより細いものがポイントを特定できて、より精度の高い釣りができます。
結論は
最高の狙撃精度はB175H
最高の狙撃距離はB175Lです。
理由を説明すると
《水深400mで従来型パルス方式50KHZと比べた場合》
これまでの50KHZで水深400mを釣った場合
探査直径は331mでした。これでは根魚は写ったとしても狙えるわけがありません。写った範囲をエレキで秒速1mで流しても確認し切るのに330秒つまり5分半かかります。
深さはとれるが精度がないのが従来の50KHZの弱点でした。
これをB175Hにすると210khzで探査可能水深は400mどころか500mまで実用範囲です。
そして水深400mで探査直径は42mです。
探査面積は50khzの1/16でしかありません。写った範囲をエレキで秒速1mで流しても42秒です。深場で完全停止できるオートスパンカー釣りや450m以内でのDEEP SHOOTINGをする上で最高の狙撃精度を発揮する振動子です。
これをB175Lにすると60KHZで探査可能水深は900mまで実用範囲です。
そして水深400mで探査直径は 112.4mです。
探査面積は50KHZの1/9でしかありません。写った範囲をエレキで秒速1mで流しても112秒です。流すスピードを可変できるスパンカー+微速や補機という釣りや450mを超えるDEEP SHOOTINGをする上で最高の狙撃距離を発揮する振動子です。
500mを超える900mまでの深場の岩場を発見することが可能になります。
B175Hの特筆すべきは210KHZ 6°が450mで使用できる
ポイント特定能力です。
アカムツはもちろん、アコウダイの生息する450mまで6度のビームで魚単体を映し出す能力があります。
450mで魚を狙い撃ちするならB175H
更に深い最大最強クラスのターゲット ベニアコウ、アブラボウズを狙える1200Mまで使用できる振動子はB175Lです。
最高の狙撃精度はB175H 最高の狙撃距離はB175Lです。
・B175H
CHIRP高画質通常魚探画像:1000W
130-210khz:指向角6-10°最深650m実用450m
400M以上の深場の凹凸を探知
456mまで魚が映る
210KHZのビームとCHIRPによる分離で
ボトムの魚も分離表示
解像度とセパレーションが全く違います。
200mオーバーのホタルイカが映る
深海に隠れていたホタルイカの群れもクリアにに表示
根魚の食べ物 イカ類やエビ類は薄い水色で表示します。
黄色が入っているのはユメカサゴです
■CHIRPソナ-振動子の選び方■
CHIRPソナ-振動子 は3つの帯域の周波数を発振します
高周波数帯域 130-210khz
中周波数帯域 95-155khz
低周波数帯域 28-75khz
CHIRPソナーには専用振動子が必要です
ランナップ一覧はこちら
■CHIRPソナー
CHIRPとは (Compressed High Intensity Radar Pulse)
高強度圧縮レーダー波技術のことを言います。周波数を可変させて連続波を発射するので
ブロードバンド技術を発展させた、合成開口レーダーにも使われる第5世代の魚群探知機発振技術です。
第1世代:通常魚探 LMS-350
固定周波数 断続波発射 アナログ受信回路
第2世代:デジタル魚探 LCX-16
固定周波数 断続波発射 デジタル受信回路
第3世代:疑似ブロードバンド方式
可変周波数 断続波発射 デジタル受信回路
第4世代:ブロードバンド方式 HDS GEN2
広域周波数 連続波発射 デジタル送信受信回路
第5世代:CHIRP(チャープ)方式 Elite-7Chirp
ACUAMAP
連続変調周波数 連続波発射 デジタル送信受信回路
第6世代:フルレンジCHIRP(チャープ)方式
ACUAMAP
800-28khzの任意の周波数帯で連続変調周波数 連続波発射 デジタル送信受信回路
【CHIRPソナーと従来の魚群探知機の違い】
•10-1000倍のエネルギーをターゲットに送り込めます
•5-10倍の解像度
•ノイズ·のなかからターゲットを引き出す能力 - ノイズ/シグナル比が大幅に違います。
その結果
•デッドゾーンがありません(海底べったりの魚が映ります)
•魚種識別可能な解像度 ベイトフィッシュと狙うゲームフィッシュを完全分離します
•浅瀬では藻と魚を分離表示 ウイードの種類まで判別可能
•最大3000mまで探査可能です
•連続発射だから深海でも高速ボトム追尾できる
こんな事で、今回はチャープ振動子がメインとなっているガーミンを選びました。
そして更に後押ししたのが、
NEWPEC+沿岸潮汐+海底地形全国版
日本水路協会の航海用電子チャート「new pec」2019年4月版を元に全国の詳細な海域情報と海底地形図を掲載
- 約840箇所の沿岸潮汐データ (New)
- 65箇所の潮流速度方位データ(New)
- 航路標識、マリーナ、地名
- 日本全国の詳細な海底地形図
*基本仕様 : ~20m(0.5~1m毎)、20m~100m(2m毎)、100m~500m(20m毎)、500m以上(100m毎)
※基本仕様の全等深線が含まれていないエリアあり - 漁礁/漁具定置箇所
- 小港湾の詳細図
- 漁具定置箇所
- 陸部情報(コンビニ、航海の目印となる山名など)
- NMEA-0183出力によりGPS画面上に自船位置や航跡表示が可能 ※一部機種は、NMEA-0183出力非対応
- 使用データカードサイズ 4GB
広域スケールより海底地形が表示される事で海流も想定しながら、海洋データの定番「newpec」に収録されている豊富な海洋情報を元に航行/釣りポイントへのナビゲーション予測が立てられます。
ハンディ機ならではの細分化された表示スケールで必要な情報を瞬時に表示する事が可能です。
この、地図が使えるということです。
これからの釣りが楽しみです(^^)/