人間の体には206個の骨があるそうですが(年齢などで個人差あり)、その骨と骨のつなぎ目が関節になります。

「舌骨/ぜっこつ」のように骨と隣り合わせない(=関節がない)特殊なものもありますが、この関節を動かすのが筋肉になります。

力こぶと呼ばれる上腕二頭筋を縮めると、肘関節が曲がるといった具合です。

 

 肘や膝、肩や股関節、手首足首など大きな可動域を持つ関節をフルに使えることは、舞踊にとって重要ですが、それと同様に可動域が少ない関節、つまり動きづらい関節も動かせるようにあることが必要です。

 

 脊柱には腰椎・胸椎・頸椎と3つのブロックがありますが、腰椎や頸椎(首)の部分は比較的動かしやすいのですが、胸椎は肋骨がついていてブロックされている状態なので動かすことが難しいのです。

 この胸椎が使えないと上半身の柔軟性やブラッソのしなやかさを表現できないのですが、肋骨があるために動かしづらいので、胸椎に繋がる筋肉を鍛えてあげることが必要となります。

胸椎に付着する筋肉は沢山ありますが、意識しやすい・鍛えやすい筋肉は肩甲骨と繋がっています。

クルシージョのブラッソクラス(日曜12:20~)やセビジャーナスクラス(日曜13:30~)では、主にこの肩甲骨の6つの動きを大切に、そして鍛えながら行っております。

 

 はじめは難しいかもしれませんが、実際に僕の肩甲骨を触っていただいたり、ゆっくりトレーニングをしながら意識出来るように練習をしています。

ご興味ありましあたら、参加してみてくださいウインク