昔、日舞の先生に:
「言われたことだけを、やってればいいのよ」
とご指導いただいて、なるほど良い言葉よね!と未だに大切にしておりますが、踊っているとどうしても色気づいちゃったり、上手く踊ろうとしたりして、ご指導・ご指摘いただいたことがなおざりになってしまうことがある。
別に忘れるつもりはないのだが、自分の都合で動いてしまうので直されたことが抜けてしまいます。
失敗しても間違えても、今その時に直されたことだけに集中できていたら、現在の自分の踊りはもっと良かっただろうと後悔しつつも、もう過ぎたことは過ぎたこと。。。
今の経験・知識・レベルで昔に戻れたら(特に在外派遣研修員の頃とか)、どうなっていただろう。。。などと時々、愚かな考えが頭を過る
では、最早教えてくれる人もいない立場になった今、何を考えて練習するか。
ただひたすら、昔教えていただいたこと、注意されたこと、直してもらったことを一つ一つ思い出しながら稽古する。
『ああぁ~、こんなこと言われたな!』
『あの時の言葉は、こういう意味だったのか!?』
または目に焼き付いている師匠たちの動きやポーズを、一所懸命思い出しながら真似をし、その技術を探ってみる。
https://youtu.be/tUHeK5GQAhI?si=2LpOI4ewZaF-sWRu
そんなこんなで、基礎練習が楽しくなったここ数年!
毎朝、ただただ単調なことを2~3時間かけて稽古します
今週末は東京クルシージョ。
今月の解剖は恥骨・骨盤底筋群など、踊りの【腰】に纏わる大切な部分。
それを使ってサパテアードに繋げて、リズム・パルマではピアノのスタッカートテクニックを応用させてパルマの打ち方のテクニカから行います。
などなど、いろいろ考えて上京します
ご自分の自主練でも、応用させて練習出来るような内容を考えてまいります。
今日より明日、明日より明後日とどんどん踊りが良くなりますように