コロコロ(糸くず取ローラー)、ガラガラ(スーツケース)、カリカリ(ワンコの餌)など、日本語には擬声語というものが豊富にございますが、そういえばスペイン語にはあまりない。
ニャカニャカという擬声語はスペイン語でエッチな意味になるのですが、どちらかというと彼らは擬声語を使うより口や舌を楽器のように使って音を表現するように思います。
別件ですが、アレグリアスをアレグリ、ソレア・ポル・ブレリアをソレポルと略した言い方をするのは日本人だけで、彼らはこういう使い方をしない。
こうしたことから我々日本人は、それがフラメンコにとって良い悪いは別にして、独特の音の表現法があるのかもしれません![]()
また日本人特有の性格というのも、リズムに於いて顕著に表れているようにも思えます。
武智鉄二の本でも、我々は農耕民族でも特に稲作がメインであり、田植えは横一列になり皆で足並み揃えて同じように進んで行くという性格が残っているため、出る杭はなんとやらで周りに合わせていると安心という国民性があると言っておりますが、フラメンコのリズムにおいても【曲に合わせよう合せよう】とする気質があります。
もちろんリズムはバックと合っていないといけないのですが、それはヨーイドンでお互いスタートして同じ速度で進んで行けば合う物なのです![]()
かく言う私も実は昔、良いパルマを打てるようになるため必死になっていた頃、一生懸命この「合わせよう!合わせよう!!」という聴き方やり方を長いことしていて、パルマ、リズムの師匠がいなかったためかなりの回り道をしてしまいました![]()
とは言えもちろん「合わせない!」という訳ではないですし、「聴かない!」ということは絶対にありえません。
むしろ合わせようとしている聴き方は本当の聴き方ではなく、逆にそれは【聴けてない状態】だと申し上げておきます![]()
そう、7~8年前だったでしょうか!?
そんなとき【虫食いコンパス】というものを考え出したのでございます。
コンパスを録音する
ソフトに取り込んで繋ぎ合わせ30分以上のベースを作る
消しゴム機能で所々消していく
後半に行くにつれ、虫食いの時間を長くする
といった次第です。
試しに5分だけシギリージャの虫食いコンパスをアップしてみました。
こちらを掛けて一緒にパルマを叩いてみてください。
虫食いのところでもしっかりパルマが叩けてますでしょうか![]()
不安になって音量や速度が落ちたりしませんか![]()
コンパスが分からなくなっていませんか![]()
もしこれら
に自分が当てはまるとしたら、それはリズムを聴いているのではなく、流れている音に依存しているだけなのです![]()
その聴き方ではいつまで経ってもリズムの演奏にはなり得ません。。。
つまり【自分のコンパス・リズム】を持てていないということです![]()
依存しているということは、自分のリズムが自立でいていないということ。
自立しているリズム同士がぶつかり合ってはじめて、セッションが成立するのです。
聴いて合わせるのではなく、バックとセッションが出来てはじめて、フラメンコのリズムが楽しくなるのです。
これはやっている本人は当然ですが、観ているお客様もです![]()
これを鍛えるために虫食いコンパスというものを作ったわけでございますが、最近すっかり忘れておりました![]()
そろそろクラスで使いますです![]()
因みに虫食いをスペイン語で調べたら【Gusano comiendo】でした~![]()
そのままじゃん![]()
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ちゃんちゃん。。。
