もう10年ぐらい前からでしょうか、秘密のサパテアード特訓法というものを考えて時折練習をしておりました。
リズムが好きなので、世界のパーカッション系のCDはいろいろ聴いておりましたし、アフリカンのジャンベという太鼓のワークショップも受講したりして、いろいろなアプローチを試みてきた
その中でも、インドのタブラという打楽器は凄まじく、あれはもう音楽と言うより宇宙そのもの的な。。。
その中でもタブラの神様と言われるザキール・フセイン氏のCDを使ってサパテアードの練習をいたします
こうして公開してはもう秘密でも何でもないですが
インドのリズムは21拍子か22拍子ぐらいまで種類があり、私がよく使っているのはエク・タールという12拍子のもの。
フラメンコもブレリアやシギリージャなど12拍子が多いですが、当然アクセントの位置が違います。
それをこちらはフラメンコのアクセントをキープしながらリズムの練習をするということですが、同じ速度で同じレールの上を走っていれば問題ないので、この方法はしっかりと自分でリズムをキープするという練習になります。
また、タブラがもの凄く細かいリズムを刻んだり即興的なリズムをぶち込んでくるので、耳を鍛えるのにもとても重宝しておりました。
例え途中でズレテしまっても、まあ暫く待っていれば小節の頭が見えてくるので戻ってこれる、その程度で練習しておりました。
このエク・タール、聴いているとどうやらリズムのパトロンは、
● ○ ○ ○ ● ○ ○ ○ ● ○ ● ○
で【4+4+2+2】のアクセントで回しているよう
ここにシギリージャの【2+2+3+3+2】というものをぶつけるので、こんな感じになる
● ○ ○ ○ ● ○ ○ ○ ● ○ ● ○ 【エク・タール】
● ○ ● ○ ● ○ ○ ● ○ ○ ● ○ 【シギリージャ】
難しいのは赤いアクセントの部分。。。
ここで惑わされてしまう

惑わされないと絶妙なリズムの絡み具合が聞こえてきて面白いものが出来るのですが、相手はタブラの神様のリズムなので、それはもうとてももなく難しい。。。

12分以上ある曲なのですが、今までは出来ない部分はホッテきた
しかしこの度、『何となくはイカン
』としっかりとこのリズムを研究して、最後まで外すことなくしっかりとフラメンコのリズムでキープするという決意を固めた
実は小松原庸子先生の3月の舞台で、庸子先生よりインド人のカタックダンサーと足の競演をしてほしいというお達しがきて、これが招聘されるそのお方なのですが:
これまた凄まじい。。。
このお方にどう太刀打ちすればよいのか。。。
手始めにもう少しインドのリズムにしっかり立ち向かおう
と思いまして
この一週間スタジオに時間の許す限り籠り、このエク・タールをシギリージャのリズムに入れ込むためのベースのリズムを手拍子で録音して、重ねた音源を作った
本当に大変でした。。。 すぐつられてしまうので



まだピッタリとまではいかないのですが、何とか最後までシギリージャのリズムを刻めた基本の音源が出来た
その音源を聴いていて、まだ庸子先生には話しておりませんが、もしかしたらカスタネットも入れたら面白いかと
しかし、すっごく速い


競演の曲がエク・タールになったわけではないのですが、自分で出来ることで技を磨きあげ挑みたいと思っております
