古代中国の意思想に三才観というのがある。

「才」は働きのことを意味し「能」と同じ意味になるそうで「三才」とは宇宙の三つの能きと、無限増殖の元になる作用のことをいう。

「当たるも八卦当たらぬも八卦」の八卦の図は、一本の横棒を「陽」とし、その横棒を半分に割った2本の棒を「陰」としますが、この1(陽)+2(陰)=3、すなわち陰と陽が拮抗協合してできたものが「3」であり、この3は統一体ということになります。

ああ、すいません、難しいこと書いてしまって。。。

フラメンコの3拍子系の曲種、こと一番難しいのはブレリア。

3拍子に弱い日本人、その上、世界で一番速い三拍子と言われるブレリアスのリズムを制するのは、日本卓球女子が中国を破って金メダルをとるくらいに難しいことかとも思う今日この頃。

もう随分前から、クラスで3拍子系の曲のリズムを教える時に「1から3の間に宇宙があるんですよ」なんて抽象的な表現をしてしまっていた。
事実そうだし(少なくとも私の好きなリズムはそう)、1から3までの間の空間に沢山のものが詰まっているように感じられる。

こう口で説明をしても、上手く伝えられずにいた。。。

これをどう伝えればい良いのか、ずっと悩んでおりましたが、これは一つ教材的にその空間を感じてもらえるようにCDを作ってみようと、この3週間ぐらい試行錯誤をしていた。

こうでもない、これはちょいと違う等と自分のパルマ・足音、カスタネットといろいろ使いながらその録音数は多大に膨れ上がる。

何とか纏まりあと一息だと思ったのが、この前の日曜。
クラスが終わり、家に帰って寝たのが23時ごろだったか。
しかし、12時半には目が覚めてしまう。
どこからともなく「早くあのCDを仕上げなさい」と言われているようで眠れなくなり、すぐシャワーを浴びてスタジオに戻った。
仕上がったのが朝7時。

そのCDを昨日のクラス(サパテアードの中上級テクニカ)で使ってみた!

何年経ったのだろう!

何年待ったか!?

ここにスタジオを持って15年目。

初めてサパテアードのクラスとして成立したクラスになった!

出席されていた生徒さん全員が、見事にブレリアのコンパス・リズム・速度について行けてしっかりとマルカールができた!

8分弱ある、超速い3拍子の曲を最後まで見失うことなくマルカールが出来たのです!!

本当に嬉しかった!!

よし、この方法でアレグリアス系もソレポル系もリズムを教えていけると実感できた!

そしてこれはタンゴス系にも当てはまるし、変化球としてシギリージャにも応用できる!!

先ずはフラメンコの、本当の意味でのリズム・コンパスを楽しんでいただきたい!

楽しんでその曲にノルことができるから、足を踏むことができる、パルマを叩くことができる、そして踊ることができる。

ここがスタート地点であるということを、少なくとも昨日の生徒さんには実感していただくことができたので、これを少しずつ他の生徒さんにも(あっ、もちろんリズムに興味のある方。リズム感だけが踊りではないですからね♪)広めていければと思っております。

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