久しぶりにパタータから連絡がきた

スペインも不況で仕事がないから、「日本に呼んでくれ
」なんて言ってくるのかと思ったら、他愛のない話で終わった
10年ぶりぐらいに連絡を取った

本名、もとい芸名はPata Losada(パタ・ロサーダ)。
ロサーダファミリーと言えば、サラ・バラスも「スペインで一番のリズム感のファミリーだ」というぐらいのもの凄いフラメンコ一家であると同時に、嘘つき・ぼったくり一家とも言われ恐れられてもいる

その一員であるパタータは、私のカホンの先生でもあり、こうみえて同い年

98年頃にエル・フラメンコに来ていて、その時からカホンを習っていた。
エルフラのアパートの彼の部屋にも泊まったことがあるし、2年間研修員でマドリッドにいた時も、ビデオデッキを貸してくれたり、しょっちゅう車でとある舞踊団のリハーサルやらなんやらにも連れて行ってくれたりした

ついでいうと、スペインの賭博場【BINGO】にも引きずり込まれた

このBINGOのお陰で、私はスペイン語の数字にも強くなりましたが

一番の思い出。クリスマスに彼の実家、つまりロサーダ家を取り締まる彼の祖父の家に連れいて行かれた時、少し大き目なサロンにロサーダ一門が集まっていて、同じ顔が勢揃い
私はさすがに恐怖感を覚えて、キッチンで小さくなっていた
そのフィエスタといったら、もの凄かった。。。

でっかいスピーカーにマイクを取り付けて、歌えや踊れの大パーティー



しかしそのお家は、5階建てぐらいのマンションの一室

私は心配になってパタータの叔父さんに「大丈夫なの
警察呼ばれちゃうんじゃないの
」と聞くと、「俺たちはヒターノ(ジプシー)だっ
警察なんて呼びやがったらぶっ飛ばしてやるっ
」と吠えていた
その留学時代に、パタータが私に作ってくれた曲:ソレア・ポル・ブレリアのパソを最近、サパテアードのテクニカクラスなどで使い始めた。
画像は関係ないのですが…(ちなみに私が描いていた虎の絵の制作段階をつけたもの)、この曲は構成・リズムをパタータが作ってくれて、それにとある踊り手がパソと振りを考えてくれたもの。
とても難しいのですがリズムの勉強にもなるし、テンポを落とせばタコン(踵)の修練にもなるので重宝しております

この音は、最後の仕上げのレッスンの時のもので、鳴っている足音は私です

しかし、15年前と云えど、あの頃はよく足が動いていたなぁあ~

などなど、上に書いたパタータとの思い出を時折思い出していたら、彼からの久しぶりの連絡

やはり以心伝心というものはあるのだろうか


