ふと、羽田空港で観た宮本武蔵展を思い出した。
そこに展示されていた不動明王立像。
晩年の武蔵の作でございますが、写真では分かりづらいと思いますが、ウェストの後ろ、つまりお尻の上の腰の部分とでも申しましょうか、その部分の力強さが凄かった。
現役時代の剣豪としての身体の意識は、当然のことながら人物立体像に現れる思う。
私の観る限りでは、この腰の強さがやはり彼の身体の元になっていたのではないのかと思います。
そんなことを思い出しながら、久しぶりに剣道が観たくなった。
此の方は昭和の宮本武蔵と謳われた中倉清さんです。
立ち姿が違う。。。
床への安定感、重さが違う・・・
そして竹刀の重さが違う。
相手をしている若者とはまるで違う武器を持っているようにも見える。
私も小学生時代に剣道をやっておりました。
祖父が剣道の嗜みがあった影響で、週末の体育館で行われていた稽古に通った。
まあ厳しかったこと。
真夏でも防具をつけたまま運動場を走らされ、水なぞ稽古が終わるまで飲ませてもらえなかった。
水道場に監視までいた。
今では考えられないが、当時はこれが当たり前だったし、このお陰で強い体ができたのかもしれない。
かなり没頭したのだと思う。
水曜日の夜は公民館で稽古がある時き、いつも祖母に付き添ってもらい通っていた。
基本稽古が済むと組稽古になるのですが、私のお気に入りの先生は「山城」さんという警察官だった。
まだ小学3~4年で体も小さかった私ですが、その山城さんはとても大きな方で防具がぴったりとはまるでっぷりとした、つまり巨漢でした。
巨漢のみならず、小さな子供にも容赦はしない鬼のような方でした。
この巻き上げという技なんかはしょちゅうやられ、「止めっ!」と止める審判なぞ稽古にはいないので、無防備になった私はそのままボカスカ打たれっぱなしだった。
また酷い技として、つばぜり合い(竹刀と竹刀をくっつけている体勢)のときに後ろに足を回されひっくり返されてまたそこでボカスカ。。。
とても鍛えられた。
山口県の県大会では4位だか5位ぐらいになりました。
しかし、埼玉県に帰ってきたとき同じく県大会に出てあっけなく優勝してしまい、面白くなくなってやめてしまった。
山口は剣道の本場なのです。
余裕ができたらまた始めたいな



