窓を開けて寝てみよう。
窓の外からは蛙の鳴き声と田圃へ吹く風が稲を揺さぶる音しか聞こえない。

こういう時間を何年ぶりに過ごせるだろうか。

ここは高知県宿毛市、例え規格化されているホテルという建物の中に自分が今居るとしても、自然の息吹を感じながら枕に頭を乗せることができる感触を安堵として感じることができるのは日本人の特色だったのではないでしょうか!?

頭で考える音ではなく心や気持ちで、日本的にいうのなら「腹」で感じる音たち。

あっ、雨が降り始めてきた。

雨が大地を叩く音も蛙の声とともに調和していく。

例えアスファルトの湿気た匂いでも、蛙声が醸し出してくれる風情に心洗われます。

本当は舗装されてない道がベストかもしれないけれど、我々は欧米化された近代の中でそれぞれの小さな日本的な幸せを噛み締める義務を課せられているのかもしれません。