インターネットとは本当に便利なもので、しかしこの手のことに疎い私は大した使い方もできてないと思うのですが、調べ物をする時には大いに役立てております
しかし、簡単な単語の意味を調べるのは日常茶飯事ですが、ある種大切なことはそこに留めないよう気をつけております
やはり大切なこと、特に芸の実りに繋がることは、時間とお金をかけて丹念に研究すべきと、きっかけはインターネットでも、そこから深く文献等は買いそろえるようにしております
合理的だけでは芸に繋がらない
という自論だけは絶対に崩したくない
一年ぐらい前だったか、人間国宝の坂田藤十郎さんの舞台を観て魅かれまして、スタジオに戻ってきて例のごとくインターネット(wikipedia)で調べてみた![]()
その経歴の中で気に掛かった部分あったのです
確か「若い時に【武智歌舞伎】で実力をつけ人気が出る」といった感じのものでしたが、その【武智歌舞伎】とは一体何なんだろう
という部分から、物凄い奥深いものに出合ってしまった
武智鉄二さん![]()
詳しく述べるととんでもないことになりますので、ご興味のある方はそれぞれでお調べになってください
最初に読んだのは【舞踊と芸】という彼の本。
しかし、とにかく難しい。。。
読むのにえらく時間がかかってしまいましたが、先日のスタジオコンサートでお話しさせていただいた三味線とフラメンコ音楽の関係は、実はこの本から学びました
次に読んだのは:
【三島由紀夫・死とその歌舞伎感】
これも読むのが大変でしたが、とても面白かった
ただ、もしご興味を持たれて読んでみましょうかなどと簡単に読める本ではないのでご忠告はしておきます
物凄いエネルギーを要します
下手をすると毒気に当たってしまいそうなぐらい強烈な書き方をされている部分もあるので(個人的には好きですが
)、しかし彼の本からどんどん枝葉が広がっていったのも確かです![]()
民族音楽学者の小泉文夫氏の本を読み始めたのも武智氏の本がきっかけでございましたし、また谷崎潤一郎の本を読み始めたのも武智氏のお陰でございます
特にこの【文章読本】は日本人のアイデンティティを見直し考えるためには本当に役にたつ本でした![]()
読みやすいですし、「谷崎文学、まではちょっとぉ。。。
」という方にはお薦めです
結局は武智氏の本がきっかけで、どんどん枝葉が分かれていき『これをどう収拾すべきか
』とも悩める今日この頃でしたが、先日あるお偉方に:
「この方と一緒に仕事をすることになると思うから、その方を知っておいていただきたいからこの本を読んでおいてね
」
と言われまして貸していただいた黒表紙の本
なんと、この著者の方は当時の武智歌舞伎で武智鉄二氏の助手を務め、この本も武智氏にまつわるとこが沢山書かれていて、というより武智氏を【一生の師】と仰ぎ書かれた本で・・・![]()

本当にびっくりしました
しかし面白くてあっという間に読み終えました![]()
まだ確定では無いので詳細は書けませんが、この方とお仕事が出来るなんて
しかもこの著者の方は、【定本・武智歌舞伎】の第○巻も編集されていたのです。
この本によると、とある大学で行われた武智氏の講義テープを文章にするアルバイトで武智氏に認められ、助手になったような関係だったのです。
実は、そのお偉方に呼ばれて訪問した際、私のバックの中には全6巻ある【定本・武智歌舞伎】うちの一巻が入ってました![]()
辞書よりも大きく一巻500ページもある代物です![]()
とても一気に読み切れるものではないので、隙を見ては読んでおりますが・・・
この著者の方が編集された第○巻も読んでおかないといけませんね![]()
またまた、いろいろ広がっていきそうです![]()




