松と緑

知っている人は皆さん僕に：

「明日は【松の緑】の日」

や

「次の【松の緑】の日はいつ」

と聞いてくる

そう！
この【松の緑】は、【日本舞踊のお稽古】のことでして、今僕が習っている曲でございます

庸子先生に「どうしても日舞を習いたいので」と頼み込んでご紹介していただいた、橘流の家元・橘芳慧（よしえ）先生

本当に素晴らしい先生です↓


【芸一筋に生きてきた女性】が大好きで、そういう方に習いたい、そういう方の生き様を知りたい、と庸子先生にも「どうしても女性の先生がいいんです」とこれまた無理言ってお願いしました

4月後半からお稽古に伺わせて頂き、ちょうど3カ月目

8分ぐらいある【松の緑】の振付も上がり：

「私もまだ、貴方と知り合ったばかりだし、貴方にとってどちらの方法が良いのか様子を見ているんだけど・・・」

と振りの上がった【松の緑】を僕のそばで先生が一緒に踊りながら、僕は先生の間や動きを盗んでいく方法か、はたまた僕だけが踊って先生はそれを見ながらダメだししていき学んでいく方が良いのか、ということをまだ検討中だそうですが、今日のお稽古の最後に嬉しいお言葉をいただけた

それこそまだ3カ月で、お稽古でしかお会いしてませんが、僕の性格や性質を見抜かれてダメを頂きました

やはり踊りを見ていると、そこに性格が表れて見える

【良い】部分は、もちろん大切にしないといけないが、その良い部分が時として仇となる時がある

踊り・振り・そして先生のおっしゃることに誠実で素直なのは良いが、それに収まってしまうと今度は踊りが小さくなり、萎びてしまう。。。

「まだ余白はあるのよ」

この一言に目が覚めました

昨夜は日比谷の野外音楽堂で、今度の真夏の夜のフラメンコのお稽古でした

今年はアレグリアスをクアドロフラメンコの中でソロで踊ることを任されました

いろいろ研究しながらいちお振付は上がって、微調整しながら練習をしていましたが、また明日、もう一度考え直したいと思います

先生に教えていただいたように、自分からぶつかっていき、そして打ち破れるように

全ての皆様に感謝感謝


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