フラメンコの4拍子と申しますと、初級レベルぐらいから習うガロティン
やタンゴス、そしてティエントスやファルーカにタラントス等ございます![]()
ここで、今日お話したい事ですが、ご存じない方、そして意識されていない方用に簡単なお講義を![]()
上記した曲はフラメンコ舞踊でよく踊られる4拍子系の曲です。
但し、ガロティン&ティエントス&ファルーカ&タラントスのゆったりとした歌振り部分の4拍子と、「ここはタンゴどりで
」といわれる早い4拍子のカウントの取り方を区別をはっきりとすることを気をつけていただきたいのです![]()
御存知の方は、読まれなくて大丈夫ですよ![]()
4拍子は1コンパス(1小節)を8拍で回していき、パルマ
のアクセントは「4」と「8」の部分にきます![]()
ゆっくりなガロティン等の歌振りでは以下のような部分にアクセントが来ます。
1 2 3 4 5 6 7 8
| ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
そして、ゆったりした歌振りからエスコビージャに入る時、ゆっくりなテンポで細かいリズムが入ってくるため、上の小節を倍取りのタンゴスのリズムで叩くのが普通です。
1 2 3 4 5 6 7 8
|● ●|● ●|● ●|● ●|● ●|● ●|● ●|● ●|
8カウントで1拍に対して1つのリズムの音を出すと8個の音が奏でられ、倍で叩くと16個の音になり、アクセントも「2つ」から「4つ」になります![]()
ここまでは問題ございません![]()
さてここで、4拍子系のリズムの閉め方です![]()
4拍子という曲種は「3」や「7」のカウント部分が大切です![]()
4拍子系の音楽を閉めるとき、1小節が8カウントの場合「7」で止めるのが普通です。
これは「7」で決めることにより、 「8」のカウントは踊りならポーズを見せる部分であり、音楽(ギター・歌・パルマ)では音の余韻を聞かせる大切な時間なのです![]()
なので、ガロティン・ティエントス等の歌振りのジャマーダやレマーテは「7」で閉めますね![]()
1 2 3 4 5 6 7 8
| ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |
これは「ガロティン取り」や「ティエントス取り」といわれるエスコビージャの部分も同じくギターのメロディーに従い「7」で止まり、「8」を聞かせます。
しかしここで![]()
先程の、ゆっくりしたテンポに細かいリズムが入ってくるエスコビージャの時に、倍取りのタンゴの叩き方をすると書きました↓
1 2 3 4 5 6 7 8
|● ●|● ●|● ●|● ●|● ●|● ●|● ●|● ●|
間違いではないです、いや、正しい叩き方です![]()
しかし、これをそのままタンゴの数え方にするとどうでしょう:
1 2 3 4 5 6 7 8
|● ●|● ●|● ●|● ●|● ●|● ●|● ●|● ●|
1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8
赤字の部分にアクセントが来ています![]()
つまり、ガロティンのメロディーでエスコビージャをしていて「7」で音を止めないといけないのに、タンゴスのリズムの数え方の「7」で音を閉めてしまうと:
1 2 3 4 5 6 7 8
|● ●|● ●|● ●|● | | | × | |
1 2 3 4 5 6 7
と足りなくなったり![]()
1 2 3 4 5 6 7 8
|● ●|● ●|● ●|● ●|● ●|● ●|× ●|● |
1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7
とこのようにはみ出してしまうのです。。。![]()
これは世にも恐ろしい:
「Fuera de compas
/コンパスを外している
」
ということになります。。。![]()
長々と難しい説明になってしまいましたが、ガロティンやティエントス、ファルーカ、タラント等のゆっくりした4拍子を踊る時に、御自分が今、ガロティンのコンパス(メロディー)で踊っているのか、はたまた、タンゴス取りのコンパスで踊っているのか、しっかりと区別できていないといけません![]()
夜露死苦![]()

