今日は二十四節気の“大暑”。夏最後の候を迎えます。
梅雨が明けて、ここのところ天気が安定しています。
夏の花たちが色とりどりに咲いていて目を楽しませてくれます。
ヤマユリ
キキョウ
オクラ
関東では連日の猛暑で一雨が恋しく感じる今日この頃です。
田んぼは稲が順調に成長しています。
案山子さん暑い中御苦労様です❗
関東地方は未だに梅雨明けが発表されていません。
ここ数日が梅雨最後の大雨になると天気予報士が伝えています。
先週梅雨の晴れ間に市川大町公園の長田谷津にお邪魔してきました。そろそろもみじ山にヤマユリが咲く頃と思い訪ねたのです。
今回は市川大町駅側から入っていきます。
谷津田に下りる階段でいきなり噎せる程の甘い香りが漂ってきます。ヤマユリが鈴なりに咲いています。
ただ、前日の雨で茎は倒れ掛かり、一部は花弁が散っていました。ここでの撮影は断念して先に進みます。
ヤブミョウガの花が咲いています
ハンゲショウの花と色付いた葉
ソクズの花 独特の臭気がありますが、果実には甘味があります。クサニワトコとも言われています。
フキバッタ
コブシの果実
オオシオカラトンボのオス
ハンノキの果実
ジュズの花穂
ガマの穂
湿地に入れないように柵がしてあり、その柵のロープに沢山の虫たちを観ることが出来ます。
キツネノボタンではなくナナフシ
伸ばした前足から尾まで30cm はある大きなナナフシでした。
オオシオカラトンボのメス
カマキリの赤ちゃん
ヒメヒゲナガカミキリ
オオクモヘリカメムシ
気温は30℃を越えてきてます。風もなく蒸し暑い谷津でした。
北側斜面の側に流れる水路はオニヤンマの棲み家。
ヒメヒオウギズイセン
谷津の終わりはもみじ山の麓の池に流れ着き、そこから水路へ。
暑さの中に、ここだけは別世界の「涼」があります。
水の流れと木陰が産み出します。
木陰になっている林床でヒヨドリバナが咲き始めています。
そしてもみじ山へ。
アキノタムラソウが咲いています。
チダケサシ
市川大町駅側の入り口にヤマユリが咲いていたので、てっきりこのもみじ山でも沢山観れると期待していたのですが、僅か二本しか観ることが出来ませんでした。
「房総のむら」同様、途中で枯れてしまっていたり、蕾がなかったりと、毎年あちこちで観られたもみじ山のヤマユリはどうも今年は変です。
残念な思いを残し、山を降りて再び池の淵を歩きます。
カリガネソウの花が咲いています。
独特な形の可愛い花ですが、近くに寄ると臭気が!
アカボシゴマダラ
ヒメギス
姿がキリギリスに似ていて、小型であることからそう名がつきました。
訳のわからない、ただ綿か何かと思って触ったらバッタのように跳び跳ねた!
アミガサハゴロモの幼虫らしい
ホソミドリウンカもまた変わったシルエットしている昆虫です。
陽の当たる湿地ではミソハギの花が咲き始めました。
仏前にこの時期飾ることから「盆花」とも言われます。東京地方では新盆に当たるこの時期から咲き始めます。
梅雨明け前、谷津は水の中にいるような蒸す湿度と高い温度の中、確実に夏本番を向かえようとしていました。
先日の「房総のむら」の続き。
ヤマユリが各地で咲き始めている話を聞いて、ここでも咲き始めているか確かめに行ってきました。
有料の施設内は七夕の準備が行われているなか、ベニバナをはじめ、キキョウやオカトラノオ、タイサンボク等が咲き、ホオズキやウワミズザクラ、キリの果実が目立っていました。
林床ではマムシグサの果実が目立ちます。秋に向かい赤くなっていきます。
ヒヨドリバナはまだ蕾。もうすぐで開花を迎えます。
下総の農家から水田に下りていくと土手にタケニグサの花が咲いています。
資料館下の池の淵にトクサが開花しています。
丸でツクシを連想させます。
そしてハンゲショウが花を咲かせ、葉を白くさせていました。
資料館脇に立つトウネズミモチの樹冠は淡いクリーム色に。沢山の花が咲いて、蒸せるほどの香りを放っており、沢山の虫が蜜を吸いにやって来ています。
その下ではまだガクアジサイが綺麗に咲いていました。
施設内では幾つか通行止めの箇所があり、枯れてしまって倒木の恐れがあるアカマツやコナラを伐採していました。
鬱蒼としていた林でしたが伐採により明るくなり、新たな木が育ち、林床にも新たな植物が出てきて、環境が代わっていくことでしょう。
オカトラノオが咲いていますが、今年は綺麗な“虎の尻尾”に中々巡り会えません。湾曲した尻尾は根元から先まで白い花が付いていないのです。形もずんぐりしたものも多く、この暑さの影響なのでしょうか?
漸く形がまあまあなのを見つけました。
武家屋敷の庭にはキキョウが咲き始めています。
有料施設の入り口
ここを出て一息付いて周りの里山を散策します。
資料館脇の定点の森
日中の真上からの陽射しで葉が遮り影を作っています。時折吹く風が涼しさを運んできてくれて、この暑さを一瞬忘れさせてくれます。
その近くにヤマユリの大きな蕾を発見!期待が高まります。
資料館脇の古墳群には毎年この時期ウツボグサがさきます。例年ならこのウツボグサが出る前に草刈りが行われるのですが、今年はまだのようで一部でしかウツボグサを観ることが出来ませんでした。
花序全体の姿が弓矢を入れる靱(うつぼ)に見えるこからそう名がついたと言われています。
古墳群を出て資料館裏手を歩いていると、あの甘い強烈な香りが漂ってきます。香りがする方向へ向かうと念願のヤマユリが咲いていました。しかも何輪も咲いています。喜びも一入、思わず小躍りしたくなるほどです。
深い緑の林の中に一際鮮やかに咲くその姿は正に「森の女王」です。
更に遊歩道を進んで行きます。
脇には青紫色したアキノタムラソウが咲き始めています。「アキ」とつくと何処と無く寂しさを感じてしまいますが、夏本番を向かえたこの頃から咲いています。まぁ、暦では夏も半分が過ぎていますが。
コナラやクヌギの林立する定点場所
この辺もヤマユリの花をちらほら見かけますが、今年はどういうわけか、小振りなものが多く、形は崩れ、中には途中で枯れてしまっているものも見掛けます。
この暑さと小雨が影響しているのでしょうか?
定点のヒサカキのトンネル
酒田ヶ池に向かって下りていきます。
ここでもヤマユリが咲いていました。
ここでは初見のオオバノトンボソウです。
葉の形がササバギンランのように見えて、先月訪ねた際、ここに咲いていたんだと思って勘違いしていました。
羽のないトンボが串刺し(失礼)されたような姿です。
湿地にはハンゲショウが咲いています。
池の周りを抜けて旧学習院初等課正堂に向かいます。
途中の民家の軒先に植えてあるタチアオイは梅雨明けを表す最上部の花が咲き始めていました。
梅雨明け宣言してもおかしくない天気でした。(8日現在関東地方の梅雨明けはまだです)
旧平野家住宅前に変わった花が咲いています。
ムラサキニガナは茎が1m程、弱々しくひょろとした姿ですが、ピンク色の小さな花がぶら下がって咲いています。
庭先にはギボウシが咲いています。
旧御子神家住宅ではヒメヒオウギが咲いています。
ホタルブクロもまだ咲いていました。
ヤマユリに堪能できて満足の日でしたが、この空梅雨と猛暑が今後どう出るのか心配でもあります。
引き続き観察していこうと思います。
先日公開した「ホシザキユキノシタを観に紫峰の山頂へ その2」でしたが、私のミスで削除してしまい、再度あげることにします。
男体山山頂のみにしか生育していないホシザキユキノシタを観たのち、女体山山頂を目指します。
イワタバコ、ホシザキユキノシタそして今回最後の目的の花である「ニッコウキスゲ」を観に。
ミミガタテンナンショウの果実が出来ていました。有毒なので食べられません。
ガマ石近くに自生するヒイラギソウは花の時期は終わりを迎えていました。
女体山神社手前の階段に上がろうとしたら、センチコガネが何やら沢山集まっています。
女体山御本殿にお詣りしてから見渡せる山頂の岩場へ。
雲は相変わらず取れず、視界はあまり良くありませんでしたが微かに霞ヶ浦が見えます。
女体山から男体山を望む
筑波山ロープウェイ山麓駅(つつじケ丘駅)を望む
山頂から次なる筑波高原キャンプ場を目指して登山道を下りていきます。
マタタビの果実が出来ていました。
そしてこの先を下ると少し拓けた登山道に出ます。
ここに筑波山で唯一、ニッコウキスゲが咲きます。
ただ残念ながらまだ蕾でした。あと一週間ほど後でした。無念!
この辺りはニッコウキスゲのみならず、タツナミソウがあちこちに咲いていました。
そしてトリアシショウマも観られました。まだ咲き始めでしたが、ニッコウキスゲの花が観れなかった分、取り返したかと?
更に下りて行くとハナイカダの果実が生っていました。
葉の上に花を咲かせて結実する不思議な植物。
花を船頭に、葉を筏に見立てたことからそう名が付いています。
果実は黒くなる頃食べることが出来ます。
その近くに筑波山では初めてお目にかかるウリノキの花が咲き始めていました。
白い花弁が反り返って咲く姿が可憐です。
更にこちらも初見のトチバニンジン
葉の集まった部分から細長い柄を出し、その先端に花序をつける姿が特徴です。
更に下りていきます。広くなった登山道の両側ににコアジサイが満開でした。
ホオノキの幼木
やはり何度観ても好きなエンレイソウ
筑波高原キャンプ場まで下りてきました。
まだ霧掛かって遠くの視界はあまり良くありません。
植栽されたカルミアが見頃を迎えていました。
男体山山頂ではまだ蕾だったシモツケはここでは開花しています。
そしてトリアシショウマもここではきれいに咲いています。
林道に出て更に下りていきます。
ナワシロイチゴの花が咲き始めていました。
今回、ニッコウキスゲとイワタバコは時期尚早でしたが、ホシザキユキノシタをはじめ、思いもしなかったウリノキやトリアシショウマの花に出逢えたので満足の一日でした。
今月、時間を見つけてイワタバコの花を観に行きたいと思います。
蒸し暑い日が続きます。どうやら関東は今日辺り梅雨明けのようです。
いよいよこれから夏本番です。今年はどんな夏になるのでしょう?
各地からヤマユリの開花情報が届いて、居ても立ってもおらず、「房総のむら」にお邪魔してきました。
本当なら先月末の定例訪問する予定だったのですが、予定していた日が何と急遽休館日になってしまい、延期になってしまった次第で、6月は月初めの一回となってしまいました。
募る思いの中、漸く訪ねることが出来ました。
先ず最初に出迎えてくれたのが、クヌギを人の気配も気にせずに上から降りてきたコクワガタ君でした。
今年初クワガタ
上総の農家ではベニバナが咲いています。
一昨年山形を訪ねてベニバナ畑で収穫作業している光景を思い出し、懐かしく思いました。
同じ畑に落花生の花が咲いています。
初めてお目にかかります。黄色い花なのですね。
軒先では沢山の花が咲いていました。
ノコギリソウ
カラーなのですが後で調べたらシラホシカイウと言うみたいで葉に星をちりばめたような白い細かい斑があるため、そう名がついたようです。
キキョウの咲く時期になりました。
先月頭に咲いていたホオズキは果実になっていました。
夏の風物詩である浅草寺の「ほおずき市」ももうすぐです。
ヤマモモの果実がなっています。甘酸っぱくて美味しい果実です。
ブドウ棚に沢山実が出来ていました。
濃厚な香りが漂う先に淡い黄色の花が無数に咲いています。トウネズミモチの花です。
艶やかさは日本の樹木とは思えない色使いのネムノキの花
荒れた地に先ず最初に育つと言われるアカメガシワ。
トウネズミモチとはまた違い清涼な香りがするこの花はポンポンみたいな形をしています。
ヤマユリと近い時期に咲くオカトラノオ。
林床にひっそりと咲きます。
虎の尻尾に似ていることから名が付きました。ヤマユリに次ぐお気に入りの夏の花です。
安房の農家の軒先へ。
ノウゼンカズラ
ギボウシ
コムラサキ
大きなタイサンボクは枯れて落ちた花弁からも良い香りがします。
下総の農家ではベニバナや玉ねぎを干しています。
ベニバナは花が摘み取られ、干されていました。色鮮やかな紅色です。
ミソハギが咲き始めていました。
ムクゲ
下総の農家の前の林にはウワミズザクラの果実が生っていました。
こちらはキリの果実
ニイニイゼミがあちこちで鳴く里山。いよいよ夏本番を迎えます。
その2に続きます。
月定例の「筑波山」へ今月も訪ねてきました。10日に関東地方は梅雨入り。中々天気は優れず、天気予報とにらめっこ状態でした。
(午後三時頃の筑波山)
梅雨入りして一週間、午後から天気回復の知らせ。休みと重なり、ようやく決行することになりました。
向かう道中、筑波山は雲に覆われて望むことはできません。真壁の町に入り、ようやく山半分が見える程。
天気の早い回復を願って登り始めます。
今回の訪ねる目的は三つ。筑波山固有種のホシザキユキノシタ、時期的にまだ少し早いイワタバコとニッコウキスゲの花を観ることです。
(ホシザキユキノシタ)
特にホシザキユキノシタはユキノシタの変異種で、通常のユキノシタは下側の2枚の花弁が長いのに対して、ホシザキユキノシタは長くなく、上側の3枚の花弁と同じくらいの長さで花弁の幅が狭くなっています。
なかには下の花弁が退化して、雄しべになってしまい、通常の雄しべと共に特徴的な星の形をした花になっているものも。
筑波山の男体山山頂のみにしか生育していない貴重な植物なのです。因みにつくば市の天然記念物であり、つくば市の花にも指定されています。
このホシザキユキノシタの可憐な花をどうしても観たく、またこの時期にしか観れないこともあり、訪ねたくなってしまうのです。
前置きが長くなりましたが、何時ものように真壁側から山頂を目指していきます。
ニワトコの赤い果実が緑に映えます。
ウツギ
中腹のユースホステルの跡地だった場所にリョウブの木があり、蕾になっていました。
そして御幸ケ原に向かう登山道に入っていきます。
遠くホトトギスの甲高い「特許許可局!」が聞こえます。
カタクリ、ヤマツツジそしてコゴメウツギが咲いていた春から初夏にかけての登山道は梅雨時期らしく可憐なコアジサイが見頃に。
ミヤマシキミは果実に
そして先月咲いていたユキザサも果実に
タツナミソウがあちこちで見かけられます。
泡立ついくつもの波が押し寄せるような花の姿からそう名がついたと言われますが、よくぞ考えて付けたなと何時も感心します。
御幸ケ原が近くになりブナが目立つ頃、エゾハルゼミの合唱が聴こえてきました。
個人的に大好きなエンレイソウ
こちらも果実が出来ています。
御幸ケ原に到着。流石に雲が低く垂れ込めており、周りの景色は望めないとあって人は疎らでした。
一息ついて、いよいよホシザキユキノシタの咲く男体山山頂へ。
自然研究路経由で向かいます。
ここでもタツナミソウが多く観られます。
まだツクバネソウが咲いていました。
残念ながら岩場に生えるイワタバコはまだ開花していませんでした。
気を取り直して、間宮林蔵が出世を祈ったといわれる立身岩からの眺望は何も見えず。
眼下には筑波山神社の大鳥居が見えるはずでしたが、雲に隠れています。
諦めてランチを岩の上で戴くことに。
男体山山頂手前の岩場を登り、最後の階段に向かおうとしたら、わずか5平米の所に花や果実が沢山!
ナツグミの花
ウグイスカグラの果実
マユミの雄花
シモツケの蕾
そして階段を登ると!
今年も見事に咲いていました。
ホシザキユキノシタに混じってユキノシタも咲いています。
下の二枚の白い花弁の有無が大きな違いです。
ホシザキユキノシタの近くにオオナルコユリも咲いていました。
神社境内の手前にハコネウツギが咲いていました。
そして筑波山神社の男体山御本殿へ
今年も無事ホシザキユキノシタを観ることが出来ました。
「その2」は女体山から裏筑波キャンプ場へて向かいます。
少し時間が経ってしまいました。今月初めの“房総のむら”の様子の続きです。
昼近くになり、湿度も上がってきました。歩いていると汗ばんできます。
ヘビイチゴ
一見美味しそうに見えますが、味はなくスポンジを食べているようです。
ムラサキシキブの花が咲き始めています。
ヤマグワの果実は黒くなっているのが甘く熟しています。葉の緑と果実の赤や黒色のコントラストが素敵に見える季節。
そして“房総風土記の丘資料館”脇にある復元竪穴住居手前の散策路にホタルブクロが群生しています。
初夏を代表する花です。キキョウの仲間です。
釣り鐘状の袋のような大きな花に子供が蛍を入れて遊んだことからそう名がついたとか。
武家屋敷の庭に立派なビヨウヤナギが咲いていました。
中国から来た観賞用の花で、日本原産の薬草でもあるオトギリソウによく似ています。
違いは葉に黒点がある、雄しべの短いく、花が小さいのがオトギリソウです。
他にもキンシバイというやはりオトギリソウの仲間がいます。ほぼ同じ時季に咲くので見分けるのがたいへんです。
武家屋敷脇にもホタルブクロが咲いていました。
さて、有料の施設から出て、周りの里山の散策路を進んでいきます。
資料館前の定点場所はすっかり濃い緑に覆われました。
ネズミモチの花
定点のコナラの林 来月はこの辺りにヤマユリがあちこちに咲きます。
ヒサカキのトンネルも緑濃く、薄暗いほど。
印旛沼の方からこのヒサカキの丘に向かって吹く風が大変心地好く、好きな場所です。
坂田ケ池から旧学習院初等科正堂に向かう途中の民家の軒先にあるタチアオイは大分上の方の花が咲き始めていました。梅雨入りしたにも関わらず、既に上の方まで咲いていると言うことは、梅雨明けも早いのか?
トキワツユクサ
観賞用にアメリカから持ち込まれた品種で帰化植物として野生化しています。今では要注意外来生物に指定されています。
旧学習院初等科正堂
夏の陽射しとハリギリの葉
今年の梅雨はどうなのでしょうか?
この日の散策はここまでです。
次回は今度の金曜日を予定しています。
今日は二十四節気の“夏至”を迎えました。
夏のど真ん中です。昼間の時間が一年の中で一番長い日です。
明日からは昼間の時間が短くなって、さらに冬至に向かって昼間の時間が短くなり続けていきます。
こういう風に書いてしまうと、夏の終わりを思い起こすようなどこか寂しい気持ちになってしまいます。日曜日のサザエさんみたいに、また明日から学校だ!的な虚無感を連想してしまいます。
夏至の頃はアジサイが見頃を迎え、梅雨も半ば。
今年は梅雨入りしたにも関わらず、梅雨前線が消滅して真夏の暑さがいきなり来ました。
お陰でアジサイもチリチリに焼けてしまい茶色に変色しているのも。
水不足や野菜の生育も懸念されます。雨が欲しいところです。
ハンゲショウ(半夏生・半化粧)の葉が白くなり始めました。
“七十ニ候”の半夏生の7月1日には葉が一面白くなる頃でしょう。
ドクダミの仲間で夏に白い花を咲かせる頃、その周りの葉が白くなります。葉を白くさせることで虫をより花に誘き寄せ、送粉してもらうための戦略なのです。
水辺を好むこのハンゲショウの近くでは、早くもツリフネソウが咲き始めていました。
ここ数日とは違い湿度が抑えられて、爽やかな風が吹く市川大町の谷津田ですが、やはり昼間に近づくにつれて、日向では汗ばんできました。
本当に一雨が欲しい、そんな夏至です。
6月に入り湿気を帯びた晴れの日、定例の「房総のむら」を訪ねてきました。
春から約二週間ごとの訪問を続けてきていますが、この時期は毎週行かないと見逃してしまうほど草木の生長は速いです。
訪ねたのが青空が広がる久々の晴れの土曜日とあって、多くの方が来場されていました。
上総の農家の軒先にて
フランネル
シモツケ
ロウバイの果実
サクランボ
春に咲いた花は今、果実が生る季節へ
ノアザミ
安房の農家の周り
ビワの果実
ニシキギの果実
トチノキの果実
ザクロの花
下総の農家の畑にて
カワラナデシコ
キキョウソウ
ハクチョウゲ
カモガヤ
オオバコ
エノキの果実
再び上総の農家に戻って裏手にある竹林に向かうと、予想していなかった花が咲き始めようとしていました。
オカトラノオ、虎のしっぽに見立てて名がついたサクラソウの仲間です。
二週間後、見頃かそれとも終わりの時期か・・・
その2に続きます。