こんにちは、からだの専門家
トレーナーの鈴木紀雄です。
ここ最近週末はお天気がいまいちなことが多かったですが、この週末は快晴のようです。
三密を避けながらのお出かけ日和ですね。
ちなみに私は仕事でございます。
さて、定期的な運動をしていないと、30歳を境に年間およそ1%ずつ筋肉が減っていくという事実は以前にもお伝えしていますが、適切な強度(強過ぎず弱過ぎず)で
筋力トレーニングしていれば話は別です。
とはいえ、ある程度しっかりやっていないと筋肉は増えてくれません。
実はこの事に関してつい最近分かりやすい事例がありましたのでご報告しますね。
あるメンバーさんのお話なのですが、その方は定期的な筋力トレーニングその他含め順調で、80点以上と言っても良い身体状況でした。
ただ、その方にとって腰の若干の違和感は気になるところではあったのです。
そして、昨年9月に信頼できる医療機関を受診した結果、腰椎すべり症との診断は下るものの手術といった緊急を要する状態ではなかったのですが、1点大きな事実が・・・
MRIで細かく調べた結果についての医師の所見は、
「腸腰筋(ちょうようきん)の体積が著しく少ない」
とのこと。
腸腰筋とは簡単に言うと、歩く時に脚を引き上げたり骨盤をやや前傾のニュートラルな位置に保つ役割を担う筋肉です。
※腸腰筋については以前のブログもどうぞ↓
特に腸腰筋をしっかり筋力トレーニングすると共に、引き続き腰・股関節周辺の筋肉をバランス良く鍛えることを告げられました。
もちろんそれまでもパーソナルトレーニングやご自分でのちょっとした自宅トレーニングでも、全身バランス良く筋力トレーニングはしていたのですが、ここからはそれまでの流れも含みつつメニュー変更をし、腸腰筋強化にフォーカスした内容で半年間続けてみることになったのです。
そして、つい先日、半年後のMRIでの検査結果のご報告が。
なんと・・・
見事に腸腰筋の体積が増えていて、医師からもかなりお褒めの言葉を頂いたそうで、ちなみにその方からお聞きしたところ、増加数は、
(右)2.2→2.8
(左)2.5→3.2
※数値の単位は不明
本当はMRIを写メした画像を見せてもらえるはずだったのですが、誤って削除してしまったとのことで残念(泣)
次回また半年後に定期検診される時にでも今回のものを再度撮ってきて頂くことをお願いしておきました。
ご覧の通り左右差は今後の課題となりますが、ご本人の感覚としても腰の違和感は消えており、こうして数値としても表れていることから腰や骨盤は半年前よりも安定していることは間違いなさそうです。
この方は67歳。
こういった身近な事例を通しても、改めて筋肉に年齢なんて関係ないということを強く感じます。
対面でもそうだしオンラインでもそう。
とにかくマイペースにコツコツやっていればからだは良い方向へと向かっていきます。
この位のお年の方がその道のりと結果を示してくれると励みになりますよね。
ではまた。
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