訃報:ハーレムの熱い日々〜フォトジャーナリスト吉田ルイ子さん | ニューヨークとハーレムと音楽のはなし

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NYハーレムの高級住宅街に暮らして22年。「好き」を仕事にした女社長、音楽プロモーター&NYコーディネイターKimikoが綴るニューヨークの話、ハーレムの話、音楽の話、エンタメ、差別問題、映画、ファッションetc.

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◾️2024年5月31日、

フォトジャーナリスト吉田ルイ子さんが亡くなりました。



ルイ子さんから命名された

「浅草系ハーレム人〜トミー富田」

という名前を


ハーレム有名人トミー富田さんはとても自慢に、

とても大切にしていました。



「ハーレムの熱い日々」



勿論、

この本が

私の今のハーレム生活のルーツ。



初めて本を手にした時から数十年後、、


「ここに吉田ルイ子さんが住んでたんだよ」


とトミーさんに紹介された時には


本の中で見た様々な衝撃の写真と

目の前の現実がすぐには消化できずに


「無」になりました。




写真上は、


ルイ子さんがNYハーレムに久々再訪し、


旧友トミーさんに会いに

「トミー富田のハーレムツアー」

に来てくださった時のものです。


ハーレムのピカソ・フランコと楽しそう。


(このPNBのCapは私もお揃い)



2002年、

私がハーレムに住み始める時、


この本を

スーツケースに入れてきました。



そしたら、


勿論ハーレムのトミーさんの家にも

オフィスにも

置いてあって、、



厳選した重い荷物の中に

わざわざ

「これだけは!」

と入れてきたのに、


ハーレムに着いたら

身近に既に3冊以上あった😅



…そんな大切な本。




60年代のハーレムは

今とは全然違う。



インターネットもない時代、


私のように

この本でハーレムを知った人は

数えきれないと思います。



日本にハーレムを衝撃的に、

そして

愛を持って教えてくれました。




その後、


朝日新聞のコラムで

ご一緒させていただいたことは


私の一生の宝です。。。




ありがとう、ルイ子さん。


どうぞ安らかに。

R.I.P..




◾️吉田ルイ子さん

フォトジャーナリスト、北海道出身。

胆管がんのため死去、89歳。


「ハーレムの熱い日々」でハーレムを知り、ハーレムに興味を持った人は、今これをご覧の皆さんの中にも多いのではないでしょうか。



 

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●NYハーレム案内人 松尾公子 Kimiko Matsuo

 

NYハーレムの黒人コミュニティにどっぷり浸かって22年の音楽プロモーター、ディレクター、NYコーディネイター、日本人ながらハーレム黒人教会ゴスペルクワイヤーのリーダーに任命されている。Harlem Japanese Gospel Choir主宰(2010年マクドナルドゴスペルフェスト史上日本人初出場で初優勝)、2014年アメリカの黒人コミュニティより、日本人女性初「ウーマン・オブ・エクセレンス&マン・オブ・ビジョン」受賞、米国最大のエンタメ・スーパーボウルの日本人初ゴスペル部門役員、2019年世界初公式ライセンスにてアポロアマチュアナイト日本大会開催など、日本人初を次々切り開くパイオニア。

 

 

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