断熱材について
断熱材は見えないところだから、あまり気にしない方も多い。
でも、どんなに性能の良いエアコン・暖房・床暖房・薪ストーブ・蓄熱暖房器・ペレットストーブなどを使用しても、家の器である断熱が、ちゃんとしていないと、効果は薄いし、光熱費が掛かる。
断熱工法については、内断熱・外断熱・W断熱とか、様々な工法もあり、それぞれ長所・短所もある。
断熱についての考え方は、設計士・工務店・ハウスメーカーなどでも、様々な考えがあり、いろんな種類の断熱材を使用してます。
リフォーム専門店としての経験から、様々な現場を見て、自分なりに断熱については、何を大事に考えるか?予算ももちろんですが、
断熱と気密をちゃんとしていれば、家の性能は変わります。
気密
気密の為に、様々な隙間に、発泡ウレタンを吹き付けます。
梁の金具の穴などに。
断熱材が入らない。サッシのわずかな隙間。
このように隙間を、断熱材が詰めれないところは、発泡ウレタンを吹き付けます。
基礎立ち上がり(玄関・土間・浴室)
ネオマフォームt35㎜使用
土間になる部分は、立ち上げだけでなく、下にも断熱材を敷きこみます。
床断熱
床下通気工法を採用しているので、基礎パッキンより通気します。
なので、床断熱工法です。シロアリ対策には、換気が大事なので、
床下通気工法を採用。床下に空気が通る分、床の断熱材は厚く、湿気に強い断熱材を使用。
カネライトフォームt95mm。
屋根断熱
ネオマフォームt50㎜
2重屋根の間に断熱材を敷きこみます。
遮熱シートの上に断熱材。屋根に使う断熱は熱に強く、経年変化の少なく性能が高い物を使用。
天井断熱
ポリエステル100%の断熱材。
湿気に強く、吸音効果もあります。
1Fの天井に敷きこみます。2Fの音も、吸音しますし、1Fの暖房効果も高めます。
壁断熱(内断熱)
サーモウール。羊毛が入っているので調湿性に優れている。
璧体内結露を防ぐ為、この断熱材を使用してます。
壁に留め付けると、このような雰囲気に。
羊毛とポリエステルのロール
ふかふかです。
小屋裏の壁にも、隙間なくビッシリ。
壁の上に隙間にも、気流止めとして断熱材を詰めます。
断熱材も、ゼロエネルギー住宅には大切な要素。
リフォーム専門店として、家を永くもたせるのに、璧体内結露しない。経年劣化しづらい断熱材をセレクトしてます。
断熱材・サッシなどは、高性能なものを最初に入れておけば、ずっと役に立ちます。省エネに関して、サッシと断熱材は、とても重要です。
しかし、どんな優れた断熱材を使用しても、施工が悪ければ、性能を確保出来ないのも事実。
断熱材も重要ですが、断熱材の施工方法。意外と知らないで施工している現場も多いです。
断熱リフォームも力を入れています。
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