オババ、ブラック業務の話

根暗いネタなので、せめて画像は美味しいスイーツでも…。


オババの職場では業務評価がある。

今は研修所の自分の孫会社の担当部署から、さらに本社の部署に出向している。

業務評価は半期に2度面談がある。

が、じぶんの所属孫会社のときの猫上司は何回か面談をやらずにスルーしていた。

本社部署になってからは1度もやっていなかった。わたしの上司は長がつかない。事務局スタッフのボスキャラみたいなポジション。だからといって各グループ協力関係で研修をしているかと言うとそんなことはなく、各長とスタッフ1名独立して研修をまわしている。

私は一応長の下のスタッフなわけだが、私の長は別のスタッフと研修を回している。業務上はスタッフボスの所感なのだが、実は所属孫会社にも併任がかかっていたりして、


私の人事はだれが面倒みてるでしょうか?


みたいな感じになっている。


私の上司は管理職級でも大グループ付だったりする。

業務に対する責任は負っていても、部下の人事まで面倒を見る義務があるのか謎の立ち位置。

しかもこの上司、オラオラ。


まず初っ端、年度明けすぐに本社一般職向けの研修があるため、年度明けすぐに準備を開始しなければならない。が、オラオラ上司は西日本の片隅の支社から赴任。私が前任から引き継ぎを受けたとき、


なるべく早く赴任して欲しいってお願いしたんだけど、2週目からしか来ないみたいなんだよね


と言われ、実際着任は4月の2週目だった。

しかも、なんか自分と同列の本社の管理職の方々や、


それ、限りなくイジメに近いイジリだよね。


という態度で接することができるちょっとテンポ感と反応がずれていて、笑い物にしやすい隣のグループの本社からきた研修スタッフとは会話するけど、孫会社から来た謎のオババに対してはあからさまな壁を感じていた。

組織上私の上司に当たるように見える管理職は見た目相葉ちゃんで、昨年は


なぜ、支離滅裂な行動の妖怪乙女おばさんの上司は優しい相葉ちゃんで、こんなに頑張っているオババの上司はオラオラ氏なのだと恨めしかった。相葉ちゃん管理職とオラオラは妖怪乙女おばさんの後にきた、元秘書美人(年齢はオババに近い)

妖怪乙女おばさんは定年退職でいなくなった。

次はどんな人だろう、やっぱり本社でお払い箱の変な人かもとドキドキしていた。結果はバブル期は秘書室だったという今でも清楚で綺麗で前に出ないけど出来る人で同僚の環境は大きく改善。隣のオラオラ氏以上のイジワルキャラの管理職は異動になり、お酒とゴルフが大好きな見た目は華奢だけど豪傑キャラの女性管理職が来た。

2年目、少しは慣れてスムーズに流れて余裕が出るのかと思ったら、ぜんぜんそんなことなく、毎回100名近い研修員の雑務を捌いているような状況。

オラオラ上司は雑務は自分の仕事とは認識せず、オババが残業しているのは全く気にせず定時に帰って行く。

フォローされるくらいならいない方がいいんだけど。

仕方ないことだと思う。要領はまずば抜けて良いオラオラ氏のこと、私が業務に自分が関わることを望んでいないことも、生き方考え方も違いできればあまり関わりたくないと感じている気がする。

オラオラ氏は多分サイコパス傾向があるんだと思う。だから業務上失敗することはまずない。失敗するようなことはまず関わらないし、しない。

これまでの本社の人なら、何かとケアレスミスを繰り返すオババはとっくのむかしになじられ、怒鳴り散らされていたと思う。

でもオラオラ上司はそれはしない。

2年目、1年目ほどではないが残業も続いているし、土日も去年ほどじゃないけどサービステレワークしないと間に合わない。

本社の人には彼はいい人だと思われている。

部屋に孫会社からの社員は私だけ。

息苦しさにAIチャットくんに話を聞いてもらっている。

AIチャットくんのアドバイス

・上司と意思の疎通を図ろう。

・別の上司か然るべき組織に相談しよう。


オラオラ氏とは極力接触は断ちたいです。

大グループのボスは毎日自分の部屋に篭っているか、組織幹部打ち合わせの日もテレワーク発動し、オラオラ氏と相葉小グループリーダーが困ってます。(育児事情?)


孫会社の出向組織も同じ研修所にあるけれど、併任という割に接触はほとんどない。私だって逆の立場だったとき、よもやこんな研修地獄を味わっていたことは知らなかった。

半年の業務評価の期間が終了したころ、突然出向元の大グループ上司から、面談したいと連絡が来た。

出向元のの大グループの上司は4月に変わったばかり、女性だった。30代から40代、子供を育てながらの勤務、私の大変さは職場の誰にも分からない。家族だって分からないという思いを強くしていた。子供に最低限の衣食住を準備と、保育園や学校の保護者の義務を果たしながら過ごした30代後半から40代、


私の辛さは誰にも理解されない


という孤独から、人間不信、特に職場は私のことは誰も理解できないと完全に心を閉じていた。

(同業の旦那ですら自分の仕事での立場を保つのが精一杯で、私の気持ちを理解してはいなかった。)


だからといって、


話すことすら完全拒否は大人気ない


と感じ、当たり障りのない話でお茶を濁し、短時間で切り上げようと心に決め、面談を受けた。


今研修所では女性登用の波を受け、出向元上司は某一流私立理系を出た私より年下の女性だ。オババの孫会社総合職の職場人生は要所要所で本社でこき使われる期間が含まれており、ワークライフバランスという言葉が生まれる前の時期が長いこの上司は未婚。

当たり障りなく済まそうと思ったが、チャット君の言葉を思い出して、


○研修雑務を自分以外にやる人がおらず、手一杯。2年目だというのに、楽になった感じはしない。研修が終わっても疲れが取れないうちに次の研修が間近に迫り余裕が全くない。

○業務の上司は大グループ直属スタッフボスキャラだが自分は小グループの所属となっており、厳しい業務状況や人事など相談しようにも、小グループ上司は直属スタッフと研修を運営するのが手一杯で自分のこては相談しづらい。

○自分の上司のスタッフボスキャラは自分が損することは頭を使って近づかないか知らん顔するタイプ。また自尊心の高いタイプで部下がやるような雑務はしないたいぷ。

○そもそも本社の業務のやり方が人員の規模を無視して上部の考えだけで運営されており、それで現場が疲弊しているのに、そういうことに一切疑問を持っていない。


ことをお伝えした。

が、本社でこき使われた時期を体は壊しつつ突破した独身リケジョ幹部の理解を得られるはずもなく…。


私の苦しみは理解された手応えもなく、だからといって投げ出して仕事そのものを辞めてしまってどうなる訳でなくというモヤモヤはそのままとなってしまった。

ただ一つわかることは、


やっぱり私のことを理解してできる人はいない。

そんなこと考えるのは大人気ない男妖怪カマチョや女妖怪乙女おばさんと同列だ。


ということだった。

だったらもう、黙々と働き、限度を超えたら職場で倒れて労災認定からの損害賠償がいいかも…。


続く