今日も最高気温20度超えの東京。
春らしくなり楽しい気分になりますが、
春は同時にこの時期に特有の不調もあります。
花分症が代表例ですが、
3月の不調はそれだけではありません。
この時期になると
☑︎めまいが増える
☑︎ふわふわした感じになる
☑︎のぼせる
☑︎よく眠れない
☑︎イライラしやすくなる
こんな不調が出る方。
これらは
春の症状です。
本日はこの春の症状を
東洋医学の視点から考えます。
東洋医学のお話
春の症状を説明する前に、
ちょっとだけ東洋医学のお話。
東洋医学の五行（ごぎょう）は、
木火土金水（もっかどこんすい）
という５つのグループに分かれます。
雑に説明すると
万物を５つに当てはめて考えます。
五行の例
こんな風に自然界のこと、
体のことなどをカテコライズし、
お互いに影響し合い、
我々は生かされているのです。
大分意訳しているので、
詳細を知りたい方は、
「五行思想」で検索してみてください。
春の不調とは
上記で挙げたように。
春は肝（かん）の症状がでやすい時期。
肝とは西洋医学的な肝臓だけでなく、
肝のはたらきも含みます。
肝は目、血、筋肉などを司令するところ。
またストレスとも関係が深い臓器。
次に春は風（ふう）の影響も受けやすい。
風は上に上に舞い上がったり、
あちこち移動したりするイメージです。
あとは何だか気分が上がって、
足取り軽くあちこち出かけたくなりませんか？
それも「風」の特徴です。
だから肝の機能が落ちると、
☑︎イライラしやすい
☑︎めまいがおこりやすい
☑︎目が疲れやすい
☑︎眠りにくい
☑︎ふわふわする
などの症状が現れてます。
春はこの肝の機能を受けるし、
肝は春に不調になりやすいのです。
深く考えると？？が飛ぶと思うので笑
”春って肝の機能が落ちやすいんだな”
”春って肝が弱った症状がでやすいんだな”
と思ってください。
春のケア
では春の不調のケアとは？
肝の機能を高める！
ことです。
もちろんめまいや不眠と言っても、
肝の働きが弱いから起こるものではありません。
水分代謝や冷えや食生活など、
お一人お一人元々の原因は様々です。
今回お話しているのは、
めまいや不眠などの不調が、
この時期になると必ず起こる、
あるいはこの時期に酷くなる、
方へ向けてのこと。
「春になると」「春が近づくと」
起こる不調の改善には、
肝のはたらきを高めることが、
とても大切です。
春は嬉しい季節でもあるんですけどね。
この時期に肝の機能をしっかりケアして、
夏に備えることがとても大事。
では具体的にどんなケアをしたら良いのか？
明日は肝の機能を高めるお灸を紹介しますね。
今朝6時の空
5時台でも明るくなってきました
春本番もすぐそこですね。
しっかりケアをして
健やかにすごしましょ。
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