ターゲット層の絞り込みとは
「どんな患者さんに来てほしいか」
「どのような患者さんに向けた院か」
で考えると良いでしょう。
例えば肩こり腰痛を得意疾患としたとして、
「デスクワークで肩こりから頭痛がある方」
「高齢で腰痛がつらい方」
「交通事故の後遺症で天気が悪くなると首がつらくなる方」
などただの肩こり腰痛だけでなく、もう一歩踏み込んで「このような方に!」と言うのを打ち出しましょう。
ターゲットが若年層か高齢者層かで院の内装(手すり、ステップの設置)や備品など必要なものが変わってきます。
デスクワーク中心の方がターゲットなら目の疲れを取るホットアイマスクやセルフケア用のお灸などが良いですし、スポーツをしている人がターゲットならテーピングやサポーターなど物販の品目も変わります。
広告宣伝方法もターゲット層により異なります。
高齢者がターゲットなのにSNSで宣伝しても効果は無いでしょうし、若い女性をターゲットにした美容鍼の広告を新聞折込で宣伝しても効果は鈍いでしょう。
ターゲットを絞ると言うことは効率的な経営ができると言うことであり、ターゲットから外れた患者さんを捨てるわけではありません。
ここを間違えると無駄な努力をすることになります。