お薬のメリット・デメリット⑥ ~レモンからクスリへ~ | はりっぴのABAセラピーと育児日記

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私の住んでいます地域は、雪国です。今年は、雪はすっかり融けてしまいました。

昨シーズンは、積雪が私の子どもの身長を超えました。

積雪が自分の身長を超えますと、子どもの目からは、一面が真っ白な世界になると思います。

今シーズンは、それほどの積雪はなく、青空の日も多かったです。

それでも雪ん子たちは、このようにして、通園・通学をがんばりました。

 

 

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前回の続きです。

 

先日ですね、ちょっと癒されたいと思いまして、初めて「リラクゼーションエステ」に行ったんです。

レモンの香りの中でマッサージをしていただいたわけなのですけど。

 

そのときに考えたのです。

 

何人かの方々と人工知能(AI)に「レモンってなあに?」と尋ねたとします。

 

「黄色くて、楕円形で、爽やかな香りがして、酸っぱくて、木になる…。」

 

答えは、たぶん、どの方々もAIも同じような感じになると思います。AIの方が、より多くの情報を答えるかな…。

 

ただし、人間は、それだけでは終わらないこともあります。

 

「レモン…。中学生の頃、部活のあとにいただいた、はちみつ漬けが美味しかったなあ。」

 

とか

 

「モスバーガーのアイスレモンティー飲みたい。」

 

とか

 

「昔、実家にレモンの木があった。」

 

とか。

 

「レモン」という単語をきっかけに、いろいろなことを想起・想像するかもしれません。

 

もしかしたら、「レモン」という単語で、一つの芸術作品を創造するかもしれないです。

 

例えば、

高村光太郎「智恵子抄」より。

 

    

レモン哀歌

そんなにも あなたは レモンを待つてゐた 

かなしく白く あかるい死の床 で 

わたしの 手からとつた 一つのレモンを

 あなたの きれいな歯が がりりと嚙んだ 

トパアズいろの香気が立つ 

その数滴の天のものなる レモンの汁は

 ぱつとあなたの意識 を 正常にした

 あなたの青く澄んだ眼が かすかに笑ふ 

わたしの手を握る あなたの力の健康さよ

あなたの咽喉に嵐はあるが 

かういふ命の瀬戸ぎはに

 智恵子は もとの智恵子とな

 生涯の愛を一瞬にかたむけた 

それからひと時

 昔 山巓でしたやうな深呼吸を一つして 

あなたの機関は それなり止まつた 

写真の前に挿した桜の花かげに 

すずしく光るレモンを今日も置かう

 

昭和 一 四・二

高村 光太郎. 智恵子抄 (p.69). 青空文庫. Kindle 版. 

有名な作品です。

 

この詩が創作された背景を、少し書きますと。。。

 

昭和の初め頃、高村光太郎の妻の智恵子さんが統合失調症になり、オーバードーズで自殺未遂をするなどしたため、精神病院に入院します。

 

最期は肺結核で命を落としてしまいます。

 

智恵子さんの今わの際を詩にしたものです。

 

私、智恵子さんの作品(切り絵)が大好きなんです。

 

芸術は、誰も何も差別しないんです。良いものはよいです。

 

今回、

 

「人間は一つの言葉から、様々な想像をする。」ということを書きました。

 

それを踏まえまして…。

 

明日、お薬のメリット・デメリットについて、ほんとうの「まとめ」です!

 

よろしくお願いいたします。