ご覧くださりありがとうございます。昨日の続きです。
信頼していた呼吸器内科クリニックの先生が亡くなったあとも、別の先生にかかり、喘息治療は継続していましたので、悪化することなく、生活できていました。
ただ、お仕事のストレスを感じ始めていまして。。
私自身は、なんとか耐えている。と思っていたのですが、母から見るとそうではなかったようです。
けっこう、落ち込んでいる様子で、「ずっとうつむいていた。」と言っていました。
それで、母が精神科クリニックの予約を取ってくれました。
高校生のころ、受診を卒業することになり、主治医に感謝を伝えたところ
「精神科医をしていると、『ありがとうございました』と卒業される患者さんは少ないので嬉しいです。僕たちの立場で言うのは不適切かもしれませんが、何かあったら、また、いつでも来てください。」
と仰ったのを母が憶えていたのです。
それが、不登校のときにお世話になりました、こちらの先生です↓
大学をお辞めになり、開業されていました。
初診の日、診察室に入ると、先生の机に、資料の束のようなものが置かれているのが目に入りました。
先生は「大学に問い合わせたら、まだはりっぴさんのカルテが保管されていましてね。」と仰います。
カルテのお取り寄せ。です。それを聞いたときに、
「この先生は、ちゃんと向き合ってくださるんだー。」と…。
そのときの会話が…。
先生「あの当時のことをあまり憶えていなくて。すみません。」
私「私もあまり思い出せないのですが、雑談が面白かったです。」
先生「(カルテを見ながら)○○検査をしていますね。○○を処方していますね。」
私「ああ、そうなんですね。。」
と、お互い、まるで他人事…。
このあとも、再診の日
(クリニックには、精神科デイケアが併設されていて、ご利用者が畑を耕していらっしゃいました。)
先生「いかがですか?」
私「おかげさまで、変わりありません。お隣の畑、りっぱなナスがなっていますね。」
先生「もうすぐ収穫です。」
私「それは楽しみですね。」
先生「ありがとうございます。では、前回と同じクスリを処方しますね。」
私「はい。ありがとうございました。」
また別の再診の日では…
先生「いかがですか?」
私「おかげさまで、変わりありません。お隣の畑、りっぱな枝豆がなっていますね。」
先生「もうすぐ収穫です。」
私「それは楽しみですね。」
先生「ありがとうございます。では、前回と同じクスリを処方しますね。」
私「はい。ありがとうございました。」
「前回と同じクスリを処方する」ことを医療事務・秘書をしていましたときには「Do処方」と言っていました。
個人的にはDo処方は、良いことだと思っています。
たしかに、同じクスリを「漫然と」処方するのは良くないかもしれません。
私の場合は、信頼できる主治医が診察した結果の「Do処方」です。
症状が悪化せず、「現状維持している」ということです。
ですから、良いことだと思っていました。
こうやって、少しずつ自分を取り戻していき、もとの生活に戻ることができました。
・・・なんか、「テキトーな治療だなあ。」と思われるかもしれない文章ですが、書きたかったのは、
よけいな緊張感のない、良い主治医に出会ったので、症状も改善しました。ということです。
また、長くなりました。次回、「クスリ」について、まとめ、ます。
よろしくお願いいたします。
※カルテ(たぶんコピー)は合法的に取り寄せております。今は個人情報保護法の関係もありますし、カルテ開示はもっと厳しいでしょうかね…。