僕もパーソナルトレーナーになれるかなぁ・・・ |  ハリのイブキ

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  鍼灸師で整体師のフジワラ イブキの情報を

  その患者で専属デザイナーの綿谷 羊太郎が

  作ったデザインとともに

  アップしていこうという話になって・・・

 

 

 

 

フジワライブキ先生に施術してもらいながらインタビュー

その89

 

僕もパーソナルトレーナーになれるかなぁ・・・

 

 

 

 

藤原 あのー・・・僕もパーソナルトレーナーになれるかなぁと思いはじめまして・・・。

 

 

綿谷 それ、いい! すごく、いい!・・・ 僕、前から藤原先生は、そっちの方向に進むのがいいと思っていたんですよ・・・前に「パーソナルトレーナーにはならないのですか?」って聞いた時は「あんまり興味はないですね」とおっしゃっていたと思うのですが・・・。

 

 

藤原 ・・・なんだか最近・・・僕って、仕事の幅が狭いなと思い始めまして・・・。

 

 

綿谷 なるほど・・・それで、パーソナルトレーナーを目指そうと・・・絶対にいいと思います! 応援します!! ・・・あのー、前にも言いましたが・・・最近、藤原先生の話を、こってり、聞くようになりまして。

 

 

藤原 こってり、聞いてくれてますか?

 

 

綿谷 はい、こってり、聞いてます。それで・・・やっぱり、身体の不調を治すのにはマッサージだけではダメなんだなと思い、トレーニングもしなくてはいけないんだなと気づき、最近は藤原先生に教えてもらったトレーニングをやるようになり・・・。

 

 

藤原 ・・・今まで、僕が教えたことは、ぜんぜん、やってなかったってことですね・・・。

 

 

綿谷 ・・・あ、はい、スイマセン、やっていませんでした・・・あのー・・・先日、本で、糖尿病の学会の方が、心理カウンセラーの方に相談に行ったという話を読みまして・・・。

 

 

藤原 はあ・・・。

 

 

綿谷 「患者さんの心に届くように話すには、どうしたらよいのですか?」と心の専門家の心理カウンセラーに相談に行くという話で・・・あのー、お医者さんが糖尿病の患者さんに「血糖値の数値が悪いので軽い運動してくださいねー」とか「お酒を控えてくださいねー」とかアドバイスをするのだそうです。で、「来月また来てくださいねー」って言って、来月も患者さんに来てもらうのですけれど、ぜんぜん患者さんの数値が変わってない。全く改善していない・・・。

 

 

藤原 ふんふん・・・。

 

 

綿谷 それで、先生がその患者さんに「軽い運動をしてくれてますかー?」「お酒は控えてますかー?」って聞いてみると、患者さんは「運動、やらなきゃなぁとは思ってんですけどねー」とか「お酒を控えようとは思ってるんですけどねー」とかって言われちゃう・・・つまり、ぜんぜん、患者さんは、お医者さんのアドバイスを聞いていないんです。お医者さんの話が患者さんの心には届いていない・・・。

 

 

藤原 はあはあ・・・。

 

 

綿谷 で、「どうやったら患者さんに、本当に、話を聞いてもらえるのか?」というのを心理カウンセラーに相談に行くという内容だったんですけど・・・それを読んで、どこの業界も同じなんだなぁーと思いまして・・・僕も最初の頃に、藤原先生から軽いストレッチとか教わっても、やらないんですよね・・・いや、次の日ぐらいはやるんですけど、続けないというか・・・。

 

 

藤原 まぁー、そうなんでしょうね。もうちょっと患者さんに、危機感のようなものがある状態になったら、また違うんでしょうけど・・・。

 

 

綿谷 そうですね・・・けど、最近になって、藤原先生の話を、こってり、聞くようになって・・・あぁ、藤原先生って良いこと言ってくれてるんだなぁと気づきまして・・・。

 

 

原 知り合って6年ぐらいになりますが・・・今まで僕の助言は、6年間、垂れ流しになってたんですね・・・。

 

 

綿谷 ははははは。ごめんなさい。スイマセン。6年間、垂れ流してました・・・。

 

 

藤原 まぁー、僕ら施術する側も、患者さんに「ちゃんとトレーニングやってくださいよ!」みたいに強くは言いませんけどね・・・強く言ったからといって、それで効果があるとも思えないので・・・。

 

 

綿谷 はいはい、逆にその患者さんが来なくなってしまうかもしれませんよね・・・。

 

 

藤原 そうですねー。なので、「運動してくださいねー」っていうのは伝えますけど、あとは・・・患者さん次第になっちゃいますよね・・・。

 

 

綿谷 ですよね・・・けれど、もし今後、藤原先生がパーソナルトレーナーになったとするならば、治療にトレーニングを取り入れて・・・例えば、毎週1回とかの治療サイクルになると思うんです。週に一度会って、マッサージとトレーニングで治療する・・・そうすると、すごーく効果があるのではないかと思います。

 

 

藤原 そーなったらいいですよねー・・・。

 

 

綿谷 いいですよねー。その考え、応援します! そして、鍼灸治療もできるパーソナルトレーナーとして有名になってください!

 

 

藤原 ははははは。はい、がんばります!

 

 

綿谷 それで、有名になって「藤原先生オリジナル健康グッズ」を作って、二人で荒稼ぎしましょう!

 

 

藤原 あー・・・綿谷さんは、それが狙いで、僕を、応援するんですか・・・お金が目当てなんですね・・・がっかりです。・・・ちなみに、「骨盤職人」って知ってますか?

 

 

綿谷 「骨盤職人」ですか・・・いや、知らないです。聞いたことないです。

 

 

藤原 なんだか無骨な名前なんですけど・・・えーと、木製の板に、木の球体をくっついていて、それを腰に当てるマッサージ器具なんですよ。腰痛予防とか・・・シンプルな形なんですけど、ものすごく売れているらしいんですよ。

 

 

綿谷 へー、知らないですねぇ・・・通販とかで売れているんですか?

 

 

藤原 どうなのかなぁ・・・僕が行っている整骨院とか、トレーニング・ジムとかには、こぞって置いてあります・・・個人単位では知られていないかもしれませんが・・・。

 

 

綿谷 へー・・・マッサージ業界的には売れているってことですね。

 

 

藤原 売れています。「で、『骨盤職人』みたいなの作ろうよ!」って、おっしゃる方、マッサージの業界内でもいます。

 

 

綿谷 ははは。

 

 

藤原 「あれで1個5,000円とかするからねー。ああいうの作ったら、すごい、もうかるよ!」って話をする方がいます。

 

 

綿谷 ははははは。なるほど・・・みなさん、同じようなことを考えているんですね・・・じゃあ、「股関節小僧」ってのを作りましょうか?

 

 

藤原 ははははは。綿谷さんって、安易ですよね・・・。

 

 

綿谷 それか、偽物のストレッチポールとか作って、売りましょうよ!

 

 

藤原 ははははは。綿谷さんって、浅はかですよね・・・。

 

 

綿谷 細長い袋に、土とか砂とか詰めて「藤原先生が考えたオリジナルのストレッチポールです!」とか言って売り出しましょう!

 

 

藤原 ははははは・・・そんなことしたら、絶対に訴えられますよ・・・。

 

 

 

つづく・・・。