観察力 | 女性のキレイのために心や体の悩み・妊活をサポートする鍼灸師

女性のキレイのために心や体の悩み・妊活をサポートする鍼灸師

現役鍼灸専門学校講師の本格派治療サロン「はりきゅうメリディアンケアサロンRuyi」

東洋医学とは


中国で2千年以上前に

すでに確立されていたのですが、

(専門学校での東洋医学概論の教科書の

内容も2千年前に書かれた『黄帝内経』という

書物がベースです!)


もちろん

2千年以上前に

現代のような検査機器もなく、

自分の五感をフル活動し、


生命活動について

見極めていった結果

成立した医学です。



普段授業をしたり、患者様と接しながら

東洋医学を活用していると

2千年前当時の中国人の

観察力と推測力に驚かされます。



西洋医学がミクロ的構造の精密な

分析をしていくのに対し、


東洋医学はマクロ的に全体のバランスを

把握するといえます。



今年5月末、鹿児島で開催された

日本東洋医学会のとある医師の発表で

アメリカでの実験が紹介されたのですが、


”文化には視点の差がある”というもの。


アメリカ人と中国人とで眼球の動きの違い

があることが分かったそうです。



ある写真2枚を

(空を背景に山と飛行機、森の中にたたずむトラ)

見せると・・・


アメリカ人は

一つ一つのものを見ていくのに対し、


中国人は

一つ一つを見つつ全体を見わたす傾向が

あるそうです。



この研究結果から

人種による視点の違いが

身体の捉え方の差を

生み出しているのだと納得しました。



どちらが良い悪いではなく、

それぞれの良さを

最大限に活用できるといいですね目




私達は普段

自分の慣れた見方で

いろいろなものを見て判断してますが、



少し視点を変えてみると

今まで見えなかった景色が

見えてくるかも知れません。


意識して

いつもの見慣れた景色を

違う視点から見てみてはどうでしょう?