これから寒くなるにつれて増えるのがぎっくり腰です。今日は、ぎっくり腰の症例を紹介します。
男性42歳、床にある荷物を立った姿勢から腰を曲げて持ち上げたところ、ぎっくり腰になりました。自力で何とか立ち上がることは出来ます。
このような場合、損傷を受けている筋肉は、痛みの発現している周辺の腰の筋肉である最長筋、腸肋筋、多裂筋になります。寸65番の針をそれらの筋肉群目がけて刺入し、30分程度安静にし置針しました。これでぎっくり腰の痛みは半減しました。
抜針後、軽く腰椎の関節運動をしてもらい、脊柱起立筋に沿ってテーピングをすると痛みは、ほぼ無くなりました。ぎっくり腰は、筋肉の炎症もしくは筋繊維の断裂だけでなく、腰椎の骨格のずれが筋肉を挟みこんでいるのも原因の一つと私は考えています。
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