【世界遺産】西部林道 屋久島 | 関西おいしいもの食べ歩き

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【周遊観光プラン】世界遺産の島屋久島で過ごす神秘の離島旅3日間


二日目は、時計回りに屋久島一周コースです

田代別館~千尋の滝~中間ガジュマル~大川の滝~【世界遺産】西部林道~永田いなか浜~ヤクスギランド~紀元杉~田代別館宿泊


円形に近い屋久島では集落の場所を時計で例えられます

西部林道は、9時の位置に在って約15㎞が世界自然遺産地域に含まれる道路になります

海岸付近のガジュマル、アコウ等の亜熱帯植物から、タブ、シイ、カシ等の 暖帯、モミ、ヤマグルマ等の温帯、更にヤクザサ、シャクナゲ等の亜高山帯に及ぶ植生の垂直分布が世界遺産に選ばれる基準の1つになってそうで、国割岳の頂上は霞んでますがこの景色が東アジアの南から北の植物へと垂直分布している景気になります
道路沿いは、照葉樹林で覆われて「緑のトンネル」と呼ばれて所もあります
 大型バスでは通れないマイクロバスに乗りましたがバスの天井やボディには植物がぶつかって傷だらけです
動物も自然のまま保護されているので野生のヤクザルやヤクシカが路上で寛いでる姿を目の当たりに出来ます
バスを降りて森林浴しながら世界遺産のヤクザルにご挨拶
餌を与えてはいけません

サクザルは出産のシーズンで母猿のお腹にしがみ付いた赤ちゃん猿が可愛いです
ヤクシカは、お尻に白いハートマークが付いてます
サルもシカも小さくて大人しいです
会えないと思ってたけど猿も鹿も群れになって沢山会えてラッキーでした

【世界遺産登録経緯】(環境省:屋久島~世界自然遺産登録に至る経緯~より抜粋)
〈推薦理由〉
屋久島は中心部に九州の最高峰宮之浦岳(1936m) をはじめとする高峰が聳える山岳島であり、世界的 な動植物の移行帯に位置する湿潤気候下の高山として、生物地理的に特異な環境下にあり、かつ年間 4,000~10,000mmもの多雨に恵まれていること等から、樹齢数千年のヤクスギをはじめとして極めて特殊 な森林植生を有しています。海岸付近のガジュマル、アコウ等の亜熱帯植物から、タブ、シイ、カシ等の 暖帯、モミ、ヤマグルマ等の温帯、更にヤクザサ、シャクナゲ等の亜高山帯に及ぶ植生の垂直分布が顕著 にみられ、また、多くの固有植物、北限・南限が自生していること等特異な生態系を構成しています。特 に本地域の傑出した自然の特徴として、樹齢数千年に及ぶとされる直径3~5mにも達するヤクスギがあげ られ、老齢の巨樹林は、生態的にも、かつ形態的にも世界的に貴重な天然林と考えられています。さらに 当地域には、アカヒゲ、アカコッコ(危急種)等絶滅の恐れのある動植物が生息、自生しています。

〈登録に際しての評価〉

 屋久島の全面積の約2割に相当する10,747haが自然遺産地域として登録されています。
当該地域は、国立公園や森林生態系保護地域の一部のほか、原生自然環境保全地域と国指定の天然記念物(屋久島スギ原始林)の全部が重複しており、海岸線近くの亜熱帯的な要素を含む照葉樹林帯から、 山岳部のスギ林帯、ヤクシマダケ草原帯までが含まれています。屋久島の世界遺産登録に当たっては、 登録当時、ユネスコ世界遺産センターのドロステ所長は、「自然遺産としての屋久島の価値は、多くの 人たちが暮らしていながら、すぐれた自然が残されていることにある。」と語っています。